漫画『マンガでわかるものづくりの極意1』手を動かすことから始める!
- Dancing Shigeko

- 2023年9月29日
- 読了時間: 3分

こんにちは、Dancing Shigekoです!
ものづくりを客観的に見てみる。
今回は漫画『マンガでわかるものづくりの極意1』を紹介します!
[基本情報]
著者:時任奏
監修:滝川洋二、原口るみ
技術協力:伊藤尚未
発行者:小川雄一
発行所:誠文堂新光社
出版年:2020年
ページ数:148ページ
[登場人物]
新発田明
プログラム好きな小学五年生。
フク助
明の家のフクロウ。
浅生成美
明の幼馴染。電気回路に詳しい。
[内容]
成美は明に同級生の悩みを解決してほしいと相談する。飼育係をしている伊織はうさぎがいなくなった事を先生から咎められている。うさぎが逃げ出すはずはなく、どこにいったのかを突き止めたいと言う。そこで成美と明で監視カメラに闇の中の様子が映るように赤外照明を作るのだった。
[感想]
問題解決をものづくりでしていく作品。
・メカ、エレキ、ソフトが揃えば…
小学生なのにロボット作りに挑戦している。明がソフト、成美がエレキ、そしてものづくりイベントで知り合った工藤がメカ。三人で数ヶ月かけてロボットを完成させて重たいオブジェを運び出すことに成功する。
この行動力がとにかくすごい。興味があって、本当に作りたいという気持ちがあれば、この漫画のように作れるのかもしれない。日々何か作りたいと感じている自分にとっては、刺激になる。そしてメカ、ソフトを探すこともしないといけないのかなと感じた。
・全体の構成としては
ものづくりの極意と言うタイトルほど、ものづくりのイロハが紹介されていると言う感じではないようにも思えたり、あるいは課題を見つけてきて、その課題を解決するためにどうしたらいいかを考えること自体が極意なのかもしれないと言う気もする展開。
運動会で勝てるように参加種目を決めようとか、重いものを運び出したい、あるいはウサギがどこに行ったのかを調べたいなと、日常の中にはいろんな課題があるのを示していたのかもしれない。
日常で困ったこと、もっとこうだったらいいのに、と感じることがある時はものづくりのアイデア出しのチャンスなのかもしれないと言う気づきになった。
・モノづくりしたいなら
とは言え実際にものづくりをしようと思ったら時間もお金もかかるわけで、覚悟を決めて行動する必要があるのだろうと思う。工藤は家に3Dプリンタがあると言うし、成美はラズパイが使えるボードを買って来ていたりする。
ロボット制作は数ヶ月にもわたってカットアンドトライを繰り返していた感じ。一つ作ると新たな課題が見つかり、その改善のためにさらに検討をすると言う。
ものづくりにチャレンジすることはいろんな考え方のスキルも伸ばすものだと改めて感じた。
まずは日々の気になった事をメモしてものづくりに膨らませられるかを意識してみようと思う一冊だった。
読了日:2023年9月29日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!



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