漫画『マンガでやさしくわかる決算書』日々の仕事は会計に直結!
- Dancing Shigeko

- 2023年10月11日
- 読了時間: 2分

こんにちは、Dancing Shigekoです!
休日、漫画を読み進めてみる。
今回は漫画『マンガでやさしくわかる決算書』を紹介します!
[基本情報]
著者:岩谷誠治
作画:基井直
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
出版年:2015年
[登場人物]
加藤誠
本作品の主人公。数字アレルギー。サン・フードサービスで働く。新規事業プロジェクトでラーメン屋を提案する。
小美濃彩乃
誠の親戚、家に転がり込んでくる。公認会計士を目指している。誠に財務諸表について教える。
仁木光夫
誠のライバル。新規事業のプロジェクトで提案が通り一年後の本採用に向けて戦う。
[内容]
誠は会社の数字が全くわからない中、会社で新規外食サービスとしてラーメン屋を企画提案していた。仁木がイタリアンレストランの提案。2人のどちらか一方の企画が一年後に本採用される。
誠は家に転がり込んできた彩乃から会計について学びながらラーメン屋の立ち上げ、経営に携わっていくのだった。
[感想]
新規事業コンペを通じて会計について紹介する一冊。
・概要把握
会計の全体の流れを理解するのに活用できる一冊という印象。実務でどのようにその数字が意味するのかを漫画の中で簡単に触れながら、詳細の説明が各章の後にされている。
事業を新規に立ち上げたい人、普段の仕事が会社のどの数字に関係しているのか、などの点で読み進められるように感じた。
・繰り返しが大事
ただ一回読んだだけで覚えられるようなものではなく、大きく三つの財務諸表があって、それぞれの大体の繋がりまでを理解したら、詳細は繰り返し説明のパートを読む必要があるのかなと思う。ボリュームが少なめだから読みやすいので、繰り返し挑戦も良いかと思う。
・貸借対照表の目の見方
全体を通じて印象に残った項目は貸借対照表の簡単な判断基準。右目が上がっていた方が安定と言う説明文は印象的だった。流動資産と固定資産で区切られる左側の資産欄。流動資産と固定資産に区切りをつける。これを左目。流動負債、固定負債、資本で表される右側。流動負債とその他で境界を設ける。これが右目。
そして左目より右目の方が上にあるようだったら安定というもの。覚えなさやすい説明。今後に活用したいと思う。
会計の分野はこまめに復習が大切と感じる一冊だった。
読了日:2023年10月11日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!



コメント