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漫画『Angel Heart エンジェル・ハート』第27巻 家族を想う最期の願い…

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 8月26日
  • 読了時間: 3分

更新日:9月7日


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 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 葉月とどうなる?


 今回は漫画『Angel Heart エンジェル・ハート』第27巻を紹介します!


[内容]

 いつも香瑩を見守っている老人・林忠。彼は玄武の一員。香瑩を守る事が任務。その彼から依頼。妻と娘を探して欲しいという。家族の保護プログラムで白虎のチーフに引き取られた家族に死ぬ前に一度会いたいという。

 調べると、彼の娘・千尋はシスターになっているのだった。

[感想]

 玄武の一員の依頼を受ける一巻。

・葉月はどうなった?

 前話で、葉月と海坊主の関係が完結したようには見えなかったのだけれど、本巻に入ったら、新たな場面になっている。葉月が出てくる気配もなし。この展開があまりにも急というか、意外というか。不思議な感じ。

 もう一話くらいその後の展開があっても良かったように感じている。というよりも海坊主と一緒に生活をするようになるといった展開が待っているのだと勝手に思っていた。それが、全くそういう感じはなし。

 これでもうお別れといった場面もなく。静かに終了。読むエピソードを間違えたのか、と思うほどの展開だった。そんなものなのか。


・死を前にして

 玄武の一員、林忠。本来、玄武に所属している時点で家族を持つことを認められていなかった彼が密かに家族を持つ。そのことがバレて、家族と離れ離れの生活をすること20年以上。それだけ離れて生活をしていたら、いなかったものと考えた方が良いような気もするけれど、死を直前に、家族のその後が気になったという。

 死を直前にすると自分が大切にしていたもの、あるいは後悔していたものに目がいくものなのだろうと思わせる内容。

 死というのはそれだけ、人の心理に影響を及ぼす存在。日々意識しているつもりでも本当に終わりを意識することになった時の心境はなかなか想像できないものなのだろうと思う。

 そして毎日をもっと大切に、と思うようになる。


・これまたもしや?

 妻はすでに他界していたと知る。娘はシスターになっていると。20年以上の歳月。それぞれの道を歩んだ結果が、ガンで亡くなっている妻と、俗世から離れてシスターの娘。娘に会いにいったら、自分の記憶の中の妻の姿に重なるというのだから、時の流れというのは残酷。

 最終的に娘の千尋に自分が父親だと告白する場面までいくのだけれど。。この展開、もしかしてこれ以上、このエピソードは描かれないのか?これも葉月の時同様、もう1話くらいあっても良さそうな気がしているのだけれど。

 続きはあるのか?


 離れていた家族と20年以上ぶりに会う。絆みたいなものを感じるものなのだろうか。思うところいっぱいの一巻だった。


 読了日:2025年8月24日


 前巻感想→こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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