漫画『Angel Heart エンジェル・ハート』第25巻 海坊主の過去と親子の想い
- Dancing Shigeko

- 8月10日
- 読了時間: 2分
更新日:8月15日

こんにちは、Dancing Shigekoです!
海坊主に春か?
今回は漫画『Angel Heart エンジェル・ハート』第25巻を紹介します!
[内容]
海坊主は集中を欠いていた。その理由は合コンで会った葉月のことを考えていたからだった。
そんな中、喫茶店に葉月がやってくる。葉月は海坊主に、母・弥生のことを話し始めるのだった。
[感想]
海坊主の戦場での出来事が語られる一巻。
・戦地での記憶
海坊主が戦場で花の手入れをしていた。最初は手入れをしているのではなく、荒らしていると思われて弥生にすごい剣幕で貶される。その言葉に反論するでもなく、おとなしく去っていく海坊主。それ以降も花のことが気になっていた弥生。その花の世話をしているのが海坊主と知って、弥生が気まずい思いになる。そして徐々に海坊主に惹かれていく。
そんな戦場でのちょっとした憩いのエピソード。海坊主はどこにいても穏やかな心の持ち主。海坊主にしても、獠にしても戦場でらしさを出して乗り切っていたのを知るエピソード。
・親子で惹かれる
弥生はそんな海坊主に惹かれて行っている。海坊主が戦場から戻ってくるのが遅くなってその間、弥生がコスモスの手入れをしていたことに礼を言っている。自分はこの花のために必ず戻ってくる、と言っている。それを聞いた弥生が私のためにも必ず戻ってきて欲しいと思いを伝えている。海坊主はその言葉に返事はせず。
そして今、葉月も花が好きなんだなと問われて、「はい、好きです」とまっすぐに答える。その言葉には花に対する想いだけではないものが含まれている。海坊主以外の外野はみんな、葉月の思いに気づいている。それでも海坊主はひとり、素知らぬ顔。
素直じゃないのね。
・忘れた頃のカメレオン
そんなはっきりしない海坊主に、葉月は、今交際を迫ってくる男がいることを話す。ところが、その話をしていたのは葉月ではなく、葉月に化けたカメレオン。ここにきてカメレオンの登場。
ただ何やら狙いは、海坊主を貶めるため、ではなく、海坊主に危険を伝えるためっぽい感じ。カメレオンとどんな結末だったか、すっかり忘れてしまったけれど、今度は協力しそうな気配。
どんな狙いなのか。
海坊主と葉月の関係はどんな結末を見るのか、次巻が楽しみになる一巻だった。
読了日:2025年8月10日
前巻感想→こちら
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それでは、また次回!
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