こんにちは、Dancing Shigekoです！
全国的に大雨になったこの週末。被害が最小で収まっていることを願います。
さて、今回は書籍『ミスがなくなるすごい文章術』の目次を紹介します！
[基本情報]
著者：岩佐義樹
出版社：ポプラ社
出版年：2017年
ページ数：252ページ
[目次]
文字を大切にしないと、文字に報復されるー序に代えて
第1章 つながりの悪い文章
つながりが変な文に注意
不安定感が否めない「～いなく、」
繰り返される「たり」のミス
分かりにくい「テン」
「美しい水車小屋の娘」症候群
丁寧な形容詞は難しいですよ
あえて文末を不統一にすることも
不適切な敬語 ～「ご発言される」～
「お求めやすい価格でご利用できます」は正しい？
「抜け目がない」は褒め言葉？
「ない」でしか使わない言葉
あり得ない表記の「やむ得ない」「せざる負えない」
「新年あけまして」は正しいか
「居並ぶ」と「立ち並ぶ」は並び立たない
「妙齢」の妙な使い方
身を切られるような「貯金を切り崩す」
まだまだある誤用例
第2章 たまには文法的に考えよう！
活用の基本と、困った「来まい」
「違うかった」若者言葉か方言か
「魅せる」の御用の風潮に「おもねず」
「味あわせる」では基本が「おぼつかぬ」
「前倒す」は俗語の動詞化
広がる「ら抜き」と広がらない「ら抜き」
「さ入れ言葉」を「知らなさすぎる」
「なさげです」と「自身なさげ」に言う
「高齢な人」の問題なつながり
知らず知らず使う「知ってか知らずか」
「願わくば」の「ば」は願わくは…
避けるべき「するべき。」
「すべからく」は「べき」に続くべき言葉
活用表を活用すると分かる「能うる限り」の誤り
第3章 細かい決まりも通じやすさのため
「こんにちは」は「今日は」
反響が「来るわ来るわ」
「つまずく」仮名遣いは「一つずつ」確認しよう
「恋」に関する「打ち明け話」
「常用漢字表」を常用しよう
「臭い臭い」何と読む？
「ご存じ」か「ご存知」か、ごぞんじですか？
よく直す異字同訓の「例を挙げ」ます
「ビシっ」と決まらない表記
「人間ドッグ」？人間犬ですか
漢数字と算用数字の使い分けに四苦八苦
「約26人程」どう直す？
「馬から落馬式表現」の「許される許容範囲」は？
「なんか」「くんだり」に表れる差別感
第4章 文化庁「国語に関する世論調査」の慣用句にみる誤解
「確信犯」は取り締まれるか
「悩ましい」は「いやらしい」か
「ぶぜん」の使い方にぶぜんとする人
「破天荒」の意味は転向する
「一時しのぎ」こそ「姑息」の意味だが…
「的を得る」「汚名挽回」の汚名
「愛想」も「愛嬌」も合いそう？
「上へ下へ」の混乱
「枯れ木も山のにぎわい」の誤用を「他山の石」とすべし
「雨模様なので寸暇を惜しまず勉強」だと恥になる模様
間違えると「失笑」ものの「噴飯もの」
第5章 固有名書の誤りはこうして防ぐ
「ぶつぶつ作戦」と「飛び石作戦」
「斉藤」は「セイトウ」と覚える
似た字はパーツが違う部分を凝視する
「一字が万事」。思い込みを排除し確認を！
太田と大田の大きな違い
てんで異なる「鍛治」、いい線いかない「祗園」
「常盤」ときには「常磐」、「多摩」たまには「多磨」
間違うとたたられる？「崇」と「祟」
見つめよう「蜜」と「密」
「固有名詞の怖さ」を忘れずに
[全体感想]
数多くの誤った表現が解説されている。中でも慣用句や敬語などは自分自身でも間違った使い方をしていると感じる箇所。時には辞書を見るようにすることが大切と思う一冊です。
皆様の感想もぜひお聞かせください！
それでは、また次回！