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映画『港のひかり』元ヤクザと盲目の少年が紡ぐ、静かで強い絆の物語

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 9月18日
  • 読了時間: 3分

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 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 試写会で当たった。2025年11月14日公開予定作品!


 今回は映画『港のひかり』を紹介します!


[基本情報]

 監督・脚本:藤井道人

 撮影:木村大作

 音楽:岩代太郎

 美術:原田満生

 企画:河村光庸


[登場人物]

三浦諒一:館ひろし

 元ヤクザ。今は漁師として暮らしている。

幸太(青年期):眞栄田郷敦

 三浦と出会って、人生が激変した男性。

幸太(少年期):尾上眞秀

 事故で目が見えない少年。三浦に声を掛けられる。


[内容]

 三浦はヤクザから足を洗って、漁師として過ごしていた。そこで見かけた目の見えない少年・幸太。彼を助けたことから2人の交流が始まる。三浦は自分がヤクザだったことを幸太に隠し、以前は刑事をしていたと嘘をつく。彼のために三浦はいろんな経験をさせてあげるのだった。


[感想]

 元ヤクザと目の見えない少年の交流を描く作品。

・舘ひろしのための作品?

 公開前につき、詳細の内容は控えるとして、この作品は舘ひろしのダンディ(今時のこんな表現しない?)さを表現したかったのだろうと感じる。キャラの設定が男気溢れる孤独な男。なにかあるごとに佇む。タバコを吸う姿や、どすをきかす時など、至る所に舘ひろしがいる感じ。

 元ヤクザの若頭というよりは、舘ひろしが際立った印象。


・目が見えないからこそ

 幸太はいつも学校の子供達に揶揄われている。どちらかというといじめ。どうして目が見えない体の不自由なことをいじめるのか、とその子供たちの心理が理解できない部分はあるものの。

 そんなみんなにいじめられていて孤独な幸太に、親切にしたのが三浦。幸太の前に倒れていた棒をどかして躓かないようにしてあげている。幸太はそんな三浦に感謝。それから徐々に会話をする機会を作ってという流れ。

 目が見えないから、相手の心に触れることができた?元ヤクザなんてお構いなしといった感じで、三浦のことを慕っている。

 いろいろな出来事があっても、変わらない絆みたいなものが強く描かれていた。


・どんなに本人が変わろうとも

 この作品、舘ひろしの作品と感じた、という以外に思ったこと。

 人はどんなに本人が変わろうとしても周りの環境は変わってくれない、というもの。もっとも、三浦もやり直したかったのなら、自分を知る人のいないところに行ったら良かったのでは?

と思う部分はある。

 そんなことを言ってしまったら、作品が成り立たなくなってしまうので、そのツッコミはよしとして。

 ヤクザから足を洗っても、結局、絡まれてしまうものなのだと思う内容。


 幸太との絆を舘ひろしが描いた、という印象が残る作品だった。


 鑑賞日:2025年9月16日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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