映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』実写で描かれる“露伴ワールド”。取材の鬼がルーヴルへ!
- Dancing Shigeko

- 7月21日
- 読了時間: 3分
更新日:7月26日
こんにちは、Dancing Shigekoです!
イメージはどうか?
今回は映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を紹介します!
[基本情報]
監督:渡辺一貴
脚本:小林靖子
原作:荒木飛呂彦
製作:土橋圭介
井手陽子
ハンサングン
製作総指揮:豊島雅郎
音楽:菊地成孔 / 新音楽制作工房
撮影:山本周平
田島茂
編集:鈴木翔
制作会社:アスミック・エース
NHKエンタープライズ
P.I.C.S.
製作会社:「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会
配給:アスミック・エース
上映時間:119分
[登場人物]
岸辺露伴:高橋一生
漫画家。ヘブンズドアを使う。
泉杏香:飯豊まりえ
露伴付きの編集者。
奈々瀬:木村文乃
露伴が昔住み込んでいた旅館に宿泊していた女性。
[内容]
露伴は次回作のテーマとして故買屋を描く予定でいた。取材の一環でオークションに参加。そこで購入したモリス・ルグランの黒い絵。この絵を何者かが狙う。なぜ彼らがその作品を狙ったのか、真相はルーヴル美術館にあると考え、露伴はパリへと向かうのだった。
[感想]
ルーヴル美術館に向かう岸辺露伴の実写化作品。
・実写で見るヘブンズドア
露伴の自宅に強盗が二人入る。そのうちの一人を捕まえて、ヘブンズドアで何を狙っていたのかを調べる場面がある。実写版でのヘブンズドア、どのように描写するのか、と思ったら、さすがに顔に亀裂が入って、パクッと開く部分に関しては描写されず。本になった後の顔か、その直前までの映像止まり。
さすがにグロすぎると思ったか。この辺りは監督の采配か、それとも脚本家か?漫画を実写にする時に映像化して見せられる部分、見せられない部分、見せない方がいい部分などがあって、ヘブンズドアは見せない部分に選択されたと言うことね。その結果、見ることのできる客層も幅が広くなっているのだと思った。
実写化の時の取捨選択を感じる場面だった。
・取材をとことん
次回作のためにいろんな取材をしている。オークションを実体験してみようとか、古美術品のお店に入って店長と話をしてみたりしている。最後にはルーヴル美術館に行って、現物を見てみようとなるのだから、作品を作り出すための姿勢はさすが。
岸辺露伴は動かないのアニメを見た時にも思ったことだけれど、作品にリアリティを持たせるためにとにかく調べ上げるという姿勢。
自分も将来はそういった取材を行って、作品を作り上げるような姿勢になっていたいと思った。
・ルーヴル美術館と言えば
露伴たちがルーヴル美術館に到着する。ピラミッドのエントランス?その映像を見るたびに、どちらかと言うと、映画『ダ・ヴィンチ・コード』を思い出す。
取材のために中を見て回る露伴たち。中ではスケッチをしている美大生?がちらほら。ルーヴル美術館は模写を推奨しているという説明は興味深かった。美術館で絵を模写している人、確かに見かけない。と言えるほど美術館に行っていない。
ルーヴル美術館に行ってみたい、と少しばかり興味が湧いた。
先日見たアニメ『岸辺露伴は動かない』ほど、奇妙さは残らなかったものの、いろんな発見が得られる作品だった。
鑑賞日:2025年7月20日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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