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映画『ランニング・マン』感想 | ベンとテレビ番組の実態を考えるネタバレ考察

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 1 日前
  • 読了時間: 4分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 『トップガン・マーヴェリック』ハングマンがランニングマンに!


 今回は映画『ランニング・マン』を紹介します!


[基本情報]

 原題:The Running Man

 監督:エドガー・ライト

 脚本:マイケル・バコール

    エドガー・ライト

 原作:スティーヴン・キング(『バトルランナー』より)

 製作:エドガー・ライト

    ナイラ・パーク

    サイモン・キンバーグ

 音楽:スティーヴン・プライス

 撮影:チョン・ジョンフン

 編集:ポール・マクリス

 配給:パラマウント・ピクチャーズ

    東和ピクチャーズ

 上映時間:133分


[登場人物]

ベン・リチャーズ:グレン・パウエル

 番組「ランニング・マン」の挑戦者。

ダン・キリアン:ジョシュ・ブローリン

 「ランニング・マン」のプロデューサー。

ボビー・トンプソン:コールマン・ドミンゴ

 「ランニング・マン」の司会者。


[内容]

 生活費に困っていたベン。働いていた職場に最終就職を相談するものの断られる。薬すら買うことができない困窮っぷりにベンはテレビ局の番組で賞金を稼ぐことを決める。テレビ局にオーディションを受けにいく。

 オーディションの結果、30日間逃げ切ったら賞金が手に入る「ランニング・マン」への出演が決まるのだった。


[感想](※ネタバレあり)

 賞金をかけた鬼ごっこを描く作品。

・突っ込みたくなる謎

 ベンがお金に困ってテレビ番組の賞金を狙いに行く。妻との約束で、ランニング・マンにだけは挑戦しないでと釘を刺されている。もちろんだ、と言って、テレビ局にオーディションを受けに行く。そのオーディション会場。みんな無条件に同じオーディションを受けるという流れ。

 番組のオーディションとはこういうものなのか?最初にどの番組のオーディションを受けにきたと選べるものなのではないのか?この作品では、オーディションの結果、番組が篩い分けられるという仕組み。

 ベンはオーディションの仕組みを知った上で、ランニング・マンには出ないでね、という言葉にわかったと言っていたのだろうか。何も考えていないのが見え隠れ。ベンの性格そのものを描いているように思った。


・テレビ番組が作り出す虚構

 ランニング・マン。ハンターや民兵に捕まらず(というよりも殺されず)に30日間逃げ切ったら勝利というこの番組。1日1回10分間のビデオを録画して、郵送しないといけない、という仕組み。そのビデオが番組で公開して、番組を盛り上げていくという見せ方。

 ところがそのビデオの内容を捏造して違うことを発言しているようにしてみたり、至る所にあるカメラによる映像も加工されて全く違うものにされている。

 さらにダンの家族は殺されたという動画を見せられるけれど、それも実は作り物という。

 この作品での映像はあまりにも作り替えられすぎていたけれど、実際のテレビ番組のこの作品のように大小の差はあれ、都合のいいように作り替えられている、誘導されているのだろうなと感じる。テレビ番組は基本疑ってみるのが大事なのだと感じてしまった。


・大衆の心理

 ベンがいつまでも殺されずに逃げていると、最初のうちは大衆たちは早くベンを処刑しろと批判的。ベンが民兵8人を爆死させた時は、ますます悪者扱い。それが徐々にベンを応援する声に変わっていき、最終的にはプロデューサーのダンの方が悪者になっていく、という見せ方。

 大衆というのは一体、何を期待してテレビ番組を見ているのだろう。テレビ局が作り出す虚構の世界に夢中になる人たち、彼らは何かしら心の拠り所を求めているのだろうと思う。だから過激にもなるし、応援する側にもなるし、ということなのだと。

 それだけにテレビ局は真摯に番組を作って欲しいものだとも思う。


 テレビ番組って何だろうなぁとつくづく考えさせられる作品でした!


 鑑賞日:2026年1月31日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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