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映画『トロン:アレス』人工知能が判断するようになったら?!

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 12 時間前
  • 読了時間: 4分

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 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 公開初日に鑑賞。


 今回は映画『トロン:アレス』を紹介します!


[基本情報]

 原題:Tron: Ares

 監督:ヨアヒム・ローニング

 脚本:ジェシー・ウィグトウ

    ジャック・ソーン

 製作:ショーン・ベイリー

    ジャレッド・レト

    ジャスティン・スプリンガー

    スティーブン・リズバーガー

 音楽:ナイン・インチ・ネイルズ

 撮影:ジェフ・クローネンウェス

 製作会社:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ

 配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

 上映時間:119分


[登場人物]

アレス:ジャレッド・レト

 ディリンジャー社のセキュリティシステム用の人工知能プログラム。

イヴ・キム:グレタ・リー

 エンコム社のCEO。失踪中。

ジュリアン・ディリンジャー

 ディリンジャー社のCEO。

アテナ:ジョディ・ターナー=スミス

 ディリンジャー社のセキュリティシステムの一部。


[内容]

 ディリンジャー社のジュリアンは、デジタル空間の人工知能プログラム・アレスを現実に持ってくる技術を開発していた。しかし、デジタル空間から転送されてきたプログラムは、29分間しか継続させられずにいた。永続コードを探し求めていたところ、エンコム社のCEOイヴが見つけた可能性があると情報を入手。彼女の居場所をアレスに突き止めさせて、彼女から永続コードを聴き出させようとするのだった。


[感想]

 デジタルと現実が融合する作品。

・デジタル世界から現実へ

 デジタル世界のキャラクターを現実の世界に転送する。データをレーザーで復元していくという感じの描写。この技術は言えば、デジタルの世界から現実への転送で使っている技術は、瞬間移動の技術に近いように感じる。分子レベルでレーザーで復元するようなイメージの技術なのだろうか。

 この手の技術は本当に作られているのか。3Dプリンターでデータを復元できるのだから、同じような感じなのか?あとはCPUも3Dプリンターで作り出せるか?という話なのかもしれない。

 意外と近い将来実現する技術なのか?


・現実からデジタル世界へ

 一方で、イヴをグリッド(デジタル世界)に転送する技術も登場。生きている人間をデジタルの世界に取り込んでしまう。この技術は本当に可能なのだろうか?少なくとも現実側の人間そのものが消滅するということはないのではなかろうか。どちらかというと、人間の体をスキャンして、それをデジタルの世界で復元する、ということの方が現実的に思う。ので、この作品のように、デジタルの世界で消えてしまうと、現実の世界からも消えてしまうということは起こらないのではないかと。

 もし、この技術ができたら衝撃的かもしれない。


・プログラムが意思を持ったら

 この作品の注目はプログラムが意思を持ったら、というところ。最初はアレス。アレスがイヴの情報を入手。彼女のことを知ったからなのか、ジュリアンからイヴから永続コードを引き出せという指示を受けた時に、それをしたら彼女はこの世から消滅すると反論。しかし、ジュリアンはそれでも構わないからコードを入手するように指示。

 このやり取りの時点でアレスに意思が表れている。さらにジュリアンからの指示をアテネに伝えないという判断をしている。

 プログラムが善悪の判断をすると、こんなにも行動に変化が。 

 さらにアレスだけではなく、アテネも自分の判断で行動を始めるようになる。このような世界観は、いますぐには起きないと思う。しかし、100年もあったら、プログラムが自分の判断で行動をするのかも。そうなると、この作品のように暴走するプログラムも出てきてしまうのだろうと感じた。


 アレスがイヴを助け出そうと判断する場面あたりから、ストーリーを加速的に緊張感が増していったように感じる作品だった。


 鑑賞日:2025年10月10日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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