映画『トリツカレ男』トリツカレたら最後!?
- Dancing Shigeko

- 2025年10月17日
- 読了時間: 3分
更新日:2025年11月24日

こんにちは、Dancing Shigekoです!
試写会が当たって鑑賞してきました。
今回は映画『トリツカレ男』を紹介します!
[基本情報]
監督:髙橋渉
脚本:三浦直之
原作:いしいしんじ
音楽:atagi
制作会社:シンエイ動画
製作会社:映画「トリツカレ男」製作委員会
配給:バンダイナムコフィルムワークス
上映時間:
[登場人物]
ジュゼッペ:佐野晶哉(Aぇ! Group)
一つのことに取り憑かれると他のことが見えなくなる男性。
ペチカ:上白石萌歌
風船売りの女性。
シエロ:柿澤勇人
ネズミ。ジュゼッペと仲良し。
[内容]
ジュゼッペは一つのことに夢中になると、周りが見えなくなる。そのことにひたすら専念する、「トリツカレ男」だった。音楽にトリツカレ、レストランの仕事では迷惑をかける。
音楽の次は虫取り。蝶を追いかけて公園に行ったときに風船を売っている女性ペチカにトリツカレる。それ以来、ペチカのことばかり考えるようになり、彼女と話ができるようになってからは彼女のためにできることをやろうとしていた。
ペチカの笑顔にはどこか翳りがあると言って、友達のシエロに調べてきてもらうと、婚約者だったタタンのことを待っているのだと知る。ジュゼッペはタタンの行方を探し始めるのだった。
[感想](※ネタバレあり)
トリツカレ男の恋を描く作品。
・絵のタッチが
見始めて真っ先に感じること。絵が質素?下手とは言わないけれど、平面的な絵が、動く絵本みたい、というところ。鬼滅やスラムダンク、スパイファミリーなどのアニメに慣れていると、とても簡単なタッチで、もしかしてこのレベルなら、自分も描けるかも!?と思うような絵。
ただその絵のタッチが気になるのも最初のうちのみ。徐々に気にならなくなっていく。
・マスターできるのはいいこと
一つのことにトリツカレると、とにかくその事だけに徹底的に取り組むという形。その中には三段跳びは世界記録に達したり、語学は15言語マスターしている。メガネ集めにハマった時には大量のメガネを買い集めてみたり、昆虫採集。
やっぱり語学をマスターしているのがいい。そのおかげでペチカとも会話をすることができたのだから、その恩恵は大きい。マスターできるレベルまでトリツカレるのは、ある意味すごい才能だと感じた。
・疑惑残る結末
ペチカに本物の笑顔を取り戻させるために、タタンの行方を探す。しかしタタンが事故で亡くなっていることを知ると、タタンになりすまそうと考える。ホッケーの練習をして、体が大きく見えるように装置を作って、偽りの姿に化けて、ペチカに会いに行くという展開。
ペチカの部屋に梯子をかけて窓越しで話をして過ごす。そうこうしているうちにジュゼッペは徐々にタタン化していく。毎日ホッケーの練習をしているうちに体力が消耗していく。ネズミのシエロと話せなくなる。今にも死んでしまいそうな状態で、この冬一番の寒波がやってくるという。そんな中をペチカに会いにいくと、そこにいたのはタタン。
この辺りから実はすでに夢の中、あるいは誰かの希望的観測の世界に入っていたのではないか。そう感じずにはいられない。さらにその後の場面。なぜジュゼッペだけ?と思う場面が待ち受けている。
最後の場面は、あれは現実の出来事だったのか。それともシエロが見ていた幻なのか。
ハッピーエンドと捉えて終わるか、本当にハッピーエンド?と思って終わるか。鑑賞する人の心の純度が問われる結末だったように思う。
自分も一つのことに専念する集中力を身につけようと思う作品だった。
鑑賞日:2025年10月16日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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