小説『掟上今日子の設計図』ネタバレ感想 | 掟上今日子のミス推理?
- Dancing Shigeko

- 2 日前
- 読了時間: 3分

こんにちは、Dancing Shigekoです!
久しぶりの忘却探偵シリーズ。
今回は小説『掟上今日子の設計図』を紹介します!
[基本情報]
著者:西尾維新
出版社:講談社
出版年:2020年
ページ数:259ページ
[登場人物]
掟上今日子
最速の忘却探偵。
隠館厄介
冤罪体質の男性。立体駐車場の爆破犯容疑をかけられる。
扉井警部補
爆弾処理班のエース。事故で失明し、盲導犬エクステと警察犬マニュキュアの2頭を引き連れている。
優良警部
今回の爆破事件の現場指揮官。
原木巡査
優良警部の部下。
[内容]
學藝員9010から予告動画が配信される。20:00に町村市美術館を爆破するという。そして立体駐車場の爆破の動画が流れる。
立体駐車場の爆破の容疑者として隠館厄介が取調べを受ける。冤罪を晴らすために彼は掟上今日子に依頼をする。今日子は、現場の監視カメラ画像と、予告動画を見て、厄介の冤罪を証明。そのまま依頼終了としようとしたが、美術館の爆破阻止まで協力するのだった。
[感想](※ネタバレあり)
掟上今日子が爆破予告に挑む作品。
・相変わらずの冤罪体質
序盤、立体駐車場の爆破現場検証など警察中心と、その爆破を起こした學藝員9010の動画。この展開にどうやって掟上今日子が絡んでくるのか、と思ったら爆破事件の容疑者が隠館厄介だったから、という展開。
爆発が起きたバンの運転手が厄介で、彼以外に車に近づいた者がいなかったから、任意同行を求められたという流れ。相変わらずの冤罪体質。そしてなんと運の良いことか。厄介の乗っていた車が爆発させられるなんて。
その結果、冤罪を証明するために探偵を呼びたいといって、掟上今日子が呼ばれるという流れ。久しぶりに読む忘却探偵シリーズで、これまでのつかみの部分がどうだったか、あまり覚えていないのだけれど、お決まりの展開という印象が残る。そのお決まりの展開になることを予想できていなかったのが悔しい。
・推理の質は
掟上今日子の推理は鋭い、というイメージが勝手に残っている。しかしこの作品では、鋭く推理をするものの、地味に外れているという展開が続く。推理そのものは外れているのだけれど、結果は当たっているというオチが待ち構えていたり、まったく的外れの場所を爆弾設置場所と推定してみたり、まんまと騙されたりなど、最速の探偵の圧倒的な凄さ、という感じではなかったような印象が残った。
・おとぼけ探偵
掟上今日子がどこまで真面目に反応しているのか、全くわからない時がある。一番最後の発言なんて、どこまでが本気だったのか。そこまで計算していたのか?後付けだったのか。どうもとぼけられているような感じが残る。
掟上今日子ってこんな感じのキャラだったかな。上手に言語化できないのだけれど、どこまで計算の発言なのか、疑問残る。
タイムリミットまでに爆弾の場所を特定して、事件解決の糸口を見つけるあたりはさすがと思う作品でした!
読了日:2026年3月12日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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