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小説『悪意』二つの視点から真相に近づく

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2020年10月28日
  • 読了時間: 1分

更新日:2023年2月27日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 最近野菜ジュース生活が続いています!


 さて、今日は東野圭吾著 加賀恭一郎シリーズ第4弾 小説"悪意"を紹介します!


[あらすじ]

 野々宮は日高と会った後、自宅に戻り、編集者の大島に原稿を渡していた。その時、日高から電話があり8時に会う約束をする。そして大島との打ち合わせを済ませてから、日高の屋敷に行ったが明かりが消えている。

 日高の妻 理恵に連絡を入れて、中に入ると日高が倒れているのが見つかった。彼は何者かに殺されていた。この捜査を加賀が担当するのだった。


[感想]

 野々宮の視点と加賀の視点から描かれるこの作品。その文章構成が面白い。

 加賀がかなり早い段階から、容疑者を絞っている様子や、野々宮の残した手記では淡々と事実が語られ、加賀は次々と関係者に聞き込みを進めていく様子などは、何が真実なのかを考えながら読み進められる展開が良かった。

 最後の結末、明確な表現はなかったけれど、きっとそう言う事なのかなって思わせる含みがあって、読んだことのある方と話し合って見るのも楽しいかなと思える作品でした。


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また明日!


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