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小説『ノーサイド・ゲーム』サクセスストーリーは爽快

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2020年6月19日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年1月16日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 今日は池井戸潤著 社会人ラグビーを舞台にした小説『ノーサイド・ゲーム』を紹介します!


[あらすじ]

 経営戦略室の君嶋は、営業本部長で常務の滝川が掲げていた大型のM&A案件に難色を示し、白紙に戻させる。

 M&Aの稟議が議論された会議から間も無くして、君嶋は横浜工場の総務部長に異動になる。左遷人事に近い異動に、追い討ちをかけるかのように横浜工場の総務部長は、ラグビー部アストロズのゼネラル・マネージャーも兼務することになっていた。ラグビーの素人である君嶋は、ゼネラルマネージャーとして経営戦略室にいた頃の腕前を駆使して、アストロズの再建に奔走するのだった。


[感想]

 ラグビーWカップ後に読んだこの作品。ラグビーの試合の描写は、Wカップの興奮を甦られせるほどの臨場感。試合の熱気がとても伝わってくるものになっていました。

ラグビーだけではなく、池井戸潤らしく、ビジネスの観点からも、緊張と不安、そしてどんでん返しに近いエンディングという構成が、読み終わった後にスッキリ感をもたらしてくれる。いかにも悪そうな存在が大きく立ちはだかり、イライラさせられるのに、読み終わる頃にはその気持ちがきれい吹っ飛ばしてくれます。

スポーツ小説としても、ビジネス小説としても非常に楽しめる一冊でした。


 読了日:2020年4月5日


 皆さんの感想も是非お聞かせください!


 それでは、また明日!


 
 
 

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