国内ドラマ『最後の鑑定人』第5話 科学が暴く真実
- Dancing Shigeko

- 8月14日
- 読了時間: 3分
更新日:8月16日
こんにちは、Dancing Shigekoです!
どんな新たな科学捜査?
今回は国内ドラマ『最後の鑑定人』第5話を紹介します!
[内容]
#5 事故死か?他殺か?水死体と都丸刑事の後悔
河川敷で水死体が見つかる。その死体を見た都丸は、その被害者が糸川翠だという。彼女は2年前に室田の薬物使用疑惑の時の取り調べで話を聞いたことがある女性。室田の支配から逃れられなくて、苦しんでいたことを覚えていた。
今回の事件が、室田による犯行と考えるが、捜査本部は事故で片付けていた。都丸は、一人で独自に捜査しようと考えて、土門に鑑定の相談にくるのだった。
[感想]
都丸が必死に事件を解決しようとする1話。
・組織の決定に背いて
都丸は若手ながらも、組織の最終決定に背いて一人で捜査を続けている。土門もそんなことをしてどうなるか知らないぞ、と忠告している。組織の決定事項に背いてまで捜査しようとするって、感情を入れすぎのようにも思う。そんなに熱心に一つの事件を解決しようと取り組む警官がいたら、いろんな事件がもっとちゃんとした結果で捜査が終わっているのかも。
今の日本の事件未解決率はどうなのだろうか。ここのところ、冤罪判決が何度か聞かれているけれど、捜査に無理が発生しているということなのだろうか。
ふと都丸の暴走に近い情熱を見ていると、現実の警察にはこういった熱意が少ないのかも?と想像してしまった。
・科学で次々と
糸川が薬物を摂取していたか、どうか。捜査本部主管で実施した薬物検査では何も出ていないのに、都丸は再度詳細に調べてほしいと土門に依頼。そして合成物質が検出される。通常のマリファナや大麻などを想定した薬物検査では出てこない危険薬物だという。
さらにどこで溺れたのか。水質調査をすると別のところで溺死したことが明らかになっていく。と言った感じで次々と科学の力で事実が明らかになっていく。
疑問なのは、なぜ最初の調査の時点でそこまでわからなかったのか。捜査本部がズボラなだけなのか、それだけ土門が優れていると言うことなのか。
今回は都丸がしつこく調べて欲しいと言ったために詳細が明らかになった展開。と言うことは捜査本部が早々に決めつけて決着させようとしたのがダメだったのではないのか?と少しばかり突っ込みたくなる。
何にしても科学というのはすごい。
・二人の関係はどうなる?
今回の事件では、土門が何度も尾藤に調査をお願いしている。尿検査、水質調査など。その度にもう夫婦じゃないとか、元夫婦だからってなどと口にする尾藤。彼女の気持ちを察知してか(しているはずはないのだが)旅館に行こうと言い出して、喜ぶ彼女。土門の目的は温泉の水を採取することだったのだけれど、それでも尾藤が温泉に浸かって行きたいと言ったら、希望を叶えてあげている。
二人の間でどんな問題があったのかは明かされていないけれど、この二人が再婚するのは時間の問題のような気がしてくる。それだけ二人は息が合っているように思う。
科学の力は偉大と感じる1話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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