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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』第10話 同時に首を斬る!

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 終盤が近づいてきた!


 今回はアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』第10話 を紹介します!


 前回の感想 → こちら


[内容]

#10 絶対諦めない

 炭治郎はなんとか意識を取り戻していた。その炭治郎の前に妓夫太郎がやってくる。惨めだと詰りながら炭治郎に鬼になることを提案する。しかし、炭治郎は反撃。頭突きしながら雛鶴のクナイを足に刺して、毒を巡らせていた。怯んだ隙に首を一気に切り落とそうとするが跳ね飛ばされる。そこに天元が合流する。

 一方、堕姫の方には建物の下敷きになっていた善逸が神速で首を一気に切りにいく。もう少しのところに、伊之助が合流する。

 そしてついにその時が来るのだったが。。


[感想]

 満身創痍の鬼殺隊が力を振り絞る一話。

・兄妹愛に一瞬のためらい

 炭治郎は妓夫太郎の首に刀を入れていた。一気に切り落とそうとしていたところ、堕姫が妓夫太郎を呼ぶ声が聞こえる。その瞬間、形は違えど、兄妹の絆を大切にしてあげたい、という気配を見せる。もしかして、首を切る手を止めるのか、と感じてしまう瞬間。止めることはなかったものの一気に切り落とせなかったことで、妓夫太郎は一気に反撃に転じることになってしまった。

 炭治郎の優しさが仇になるのか、と思ったけれど、純粋に力負けしていたのが安心というか、変な展開にならずによかったと安堵の場面。


・善逸がここでも光る

 雷の呼吸はもう見破っているという堕姫。それでも善逸は一気に攻め込む。そして2回しか使えないという神速で一気に首を狙う。半分以上を切り落とし、帯の数ミリだけが残る状態まで持っていく。善逸、泣き言ばかり言っていた頃から大きく成長。寝ていた方が静かでいいのかもしれない。おふざけ感がないところがすごい。

・黙っていない伊之助

 善逸だけにいいところを持っていかれるのか、と思いきや最後の一切れを入れられずにいる善逸に伊之助が加勢。妓夫太郎に心臓を一突きされて死んだと思っていた堕姫もびっくり。伊之助は臓器を移動させて急所を避けていたんだよという。野生育ちで毒も効かないという、猪丸出しの発言で、こちらもまた堕姫へと向かって行く。善逸と力を合わせて首を切り落とすことに成功する。

 たまに絵が迫力を出すためなのか、太い線で描かれていて、それが返って雑な印象を受けたものの、無事切り落としたのはよかった。


・天元は柱として責務を全うする

 天元は腕を片方失いながらも妓夫太郎と対等にやりあう。首には辿り着けずにいるものの妓夫太郎の自由を完全に奪う攻撃をすることに成功する。そこに炭治郎が、最後の力を振り絞って首をめがけていく。

 天元と炭治郎、この二人によって妓夫太郎の首は見事に切り落とされる。こちらも炭治郎が首を切り落とそうとしている時に絵がやや雑な感じを受けたものの、無事切り落とせてよかった。

 もう少し天元のいろんな技を見たい感じもあったけれど、音の呼吸で相手の攻撃を交わしていたところが、技としては見せ場だったのかな。


・最後はお互いの顔を

 妓夫太郎と堕姫の首が跳ね飛ばされる。そしてコロコロと転がっていって、向かい合うように止まる。鬼だからなのか、兄妹だからなのか、引き合った結果、そこに転がりついたのか。そのまま思い出話が始まるものと思っていたのに、そうはいかないのが上弦の鬼の違うところなのだろうか。

 その直後、妓夫太郎が激しく血の爆発を起こして、町が吹き飛ばされてしまう結末。あの場所をどうやって凌いだのか。

 みんなが無事に終わったとはとても思えない結末を迎えた一話だった。

 皆様の感想も是非お聞かせください!


 それでは、また次回!



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