こんにちは、Dancing Shigekoです！
1週間に2話ずつ進んでいる。
今回はアニメ『青の祓魔師（エクソシスト）』第8話 を紹介します！
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[内容]
#8 此に病める者あり
神木は朴が塾を辞めると聞いて、また力がない自分のことを考えて悶々としていた。授業で暗記の質問をされ、神木は答えられず、勝呂が答えると、二人は言い争いを始める。そして、クラス全員連帯責任ということで重石を持たされて、部屋に軟禁される。
雪男が出かけていくと、グールが再び現れて生徒は全員パニック。しえみが木の防壁を作っても破ってきそうになる。燐がグールを引きつけて逃げるが半分は部屋に残っていた。勝呂と神木が力を合わせて立ち向かうのだった。
[感想]
クラスが空中分解寸前の状態になる一話。
・救えなかったことが心に残る
神木は悪夢にうなされる。グールが現れ、朴がやられている。その様子に恐怖を覚えて後ずさると、そこにもグールがいるという展開。それが夢で目が覚める。
朴はやっぱり塾を辞めるというのを聞き、さらにその夢があり、自分の弱さを感じ、ひどく心が乱れているのが見える。こんなに乱れていたら、また悪魔が現れそうな気配。
・素直じゃない
そんな神木。歯磨きしている燐を見かける。助けてくれてありがとうと言えるあたりは案外素直と思ったものの、基本的にはつっけんどん。朴に燐がかっこいいって言われて赤くなっているあたり、本当は素直にそう言った気持ちを出したいのだろうって思う。それは過去の出来事から捻くれてしまったのだろう、と思うだけにかわいそうなのかもしれない。
・子供の言い争い
自己嫌悪に陥っている神木。それでいて指摘されるとムキになる。ムキになった神木に反論されて、同じように向きになる勝呂。この二人同レベル。面白いのは、その言い争いが始まると、いつも間にいるのが燐だという部分。これまで燐が落ち着きなくて大丈夫なのかな、って思っていたけれど、今回は逆に大人しく見えるのだから面白い。
・グール再び
そして言い争いをしているところに再びグールが現れる。あっさりみんなグールの唾液を受けて体調が崩れていく。燐はケロッとしているのだけれど、一番ダメージが大きかったのはしえみ。気絶寸前のところまで行ってしまう。その状況を見て、神木が吹っ切れる。自分らしさを取り戻して、勝呂と協力してグールの攻撃をギリギリのところで抑える。
グールが現れてくれたことで、みんながピンチになる。その結果、今を大切にしようって思うようになった。ある意味では、グールの登場はみんなにとっていいレベルアップの機会だったってことになる。
・いつもの神木が一番
朴が病床で神木さんは友達だよ、いつもの神木さんが一番だよ、と呟いている。その意味がきっと神木もわかったのだろう。何も見栄を張る必要がない、いつものつっけんどんでいて、しっかりと前を向いて背伸びしない自分でいようって思ったっぽいのがよかった。
さらにはしえみとも本当の意味で仲良くなりそうな気配があったのがよかった。こうしてちょっとずつクラスのみんなが結束を強くしていくのがいい。あとは最後に残っているフードを被った少年が何を考えているのかが分かればスッキリ。
神木が少しばかり成長する1話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください！
それでは、また次回！