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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

アニメ『鋼の錬金術師』第17話 血がつながっていなくても待っている人はいる

 こんにちは、Dancing Shigekoです!

 

 原作をまた読みたくなってくる。


 今回はアニメ『鋼の錬金術師』第17話を紹介します!


 前回感想→こちら


[内容]

#17 家族の待つ家

 エドらはリゼンブールに到着。ピナコにオートメイルの修理をお願いする。三日で仕上げると言われ、待っている間に母親のお墓参りをしてくる。

 そして完成したオートメイルを着用して、すぐにアルを直す。出発前に家を訪れるのだった。


[感想]

 エドが故郷に戻ってきた一話。

・不安を感じているアル

 友達がいたか、どうか。どんなかおだったかうまく思い出せないことがあるんだと言うアル。それを聞いてエドは思い当たることがあるものの、とぼけて自分も昔のことなんて曖昧だとお茶を濁す。魂の安定化が、少しずつ弱まってきていることを示しているのか?

 アルもそのことを感じているのか。なんとも先行きが心配になる展開。


・長閑な村

 美瑛などを思わせる風景が広がる。何もないけれど、と言いながらいいところだとエドは言う。アームストロングもその風景にゆっくりとしているのが見てとれる。こう言うゆっくりできる場所に行きたいと思う。


・職人の腕前

 ウィンリーとピナコはエドの腕と脚を一生懸命準備している。その打ち込む様子にはオートメイル職人の意地が見える。同じものを作るのではなく、もっといいものをと言う意識、さらにはエドに最適なものをと言う配慮。

 プロだなと強く感じる。そして出来上がったオートメイルは軽量になっていると言う。エドの感想はないものの、信頼している感じが出ていて非常にいい。


・見てはならないもの

 エドは家を焼き払って村を出た日のことを忘れてはいけないと言う決心を懐中時計に刻んでいる。ウィンリーは精密機器を見てみたい好奇心から勝手にその中を見てしまう。

 そこにエドの揺らぐことのない決意を再認識。きっとこの手のものは間違っても見てはいけないものなのだろう。

 それでもエドはウィンリーに怒りを見せるでもなく、照れながら話す。この二人は本当見えない何かで結ばれているように思う。

・アームストロングが伝えたかったこと

 エドは家はもうないと言う。しかしアームストロングは二人に帰る場所があるではないかと言う。

 それが待っている人がいると言う意味だったのかな?と個人的には思う。ウィンリーもそう思っているのか、行ってらっしゃいと言って見送る。こう言う関係っていい。

 人と人との繋がり、自分が思っている以上に気にかけてくれる人はいるものなのだと伝わってくる。


 エドとアルが元に戻り、新たなページに向けて動き出す一話だった。

 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!



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