アニメ『真救世主伝説 北斗の拳 ユリア伝』 感想|ユリア視点で見直す物語と、命を張るレイやトキ

こんにちは、Dancing Shigekoです!
朝鑑賞。
今回はアニメ『真救世主伝説 北斗の拳 ユリア伝』を紹介します!
[基本情報]
原作:武論尊、原哲夫
監督:うえだひでひと
脚本:堀江信彦、田部俊之
キャラクターデザイン:石川哲也
音楽:梶浦由記
主題歌:クリスタルキング「ユリア…永遠に ~Movie ver~」
挿入歌:FictionJunction WAKANA「光の行方」
制作:トムス・エンタテインメント
製作:ノース・スターズ・ピクチャーズ
上映時間:103分
[登場人物]
ケンシロウ:阿部寛
北斗神拳継承者。
ラオウ:宇梶剛士
北斗三兄弟の長兄。
トキ:堀内賢雄
北斗三兄弟の次兄。
ユリア:石田ゆり子
南斗最後の将。
[内容]
ユリアは運命を見ることができるものとして、ダーマが彼女を育てる。ユリアはケン命を共にすると決めていたが、シンが前に立ちはだかる。シンから逃れるために自ら命を絶つ。ところが南斗五車星のリハクらに救われる。そして南斗最後の将として生きていくのだった。
[感想]
ユリアがケンシロウと運命を共にすると決めてから、南斗最後の将として生きていくまでを、ユリア視点で描いた作品。
原作で知っている物語でも、ユリアを中心に時系列で描かれると、また違った見え方になる。未来を感じ取るユリアの力や、人のために命を張るレイやトキの姿について考えた一作。
・ユリア視点で描くと時系列が変わる
今回の作品は、ユリア視点で描かれた総集編のような内容。
原作でも同じ展開はあったので、登場人物への見方が変わったというわけではない。ただ、ユリアを中心に描くことで、物語が時系列に沿って進んでいくのが興味深かった。
特にシンのところからユリアが身を投じた後の様子。実は南斗五車星のリハクらに助けられていたことが描かれている。
この事実が明らかになったのは、原作ではかなり後の方だったのではなかろうか。
同じ出来事でも、話の流れを変えて描くとだいぶ見え方が違うものだと感じた。
それから、ユリアのそばにいた犬のドビー。あの犬は原作にも登場していたのだろうか。記憶が曖昧で、少し気になった。
・未来が分かるというのはどういう感覚?
ユリアには運命を感じ取る力がある。
未来が見えているのか。それとも、未来を感じていると言った方がいいのか。何か不吉なことが起きると分かるような感覚を持っている。
もしそんな力があったら、どういう気持ちになるのだろう。
最初のうちは、ただの偶然だと思うのかもしれない。それが何度も続くうちに、本当に未来を感じ取っているのだと気づき、最後には受け入れるようになるのだろうか。
自分だったらどうか。
未来は分からなくていいと思う。
それだけに、ユリアは自分の持っている力をどのように理解し、受け入れていったのだろうと気になった。
・人のために命を張れる人たち
『北斗の拳』を見ていると、自分の命を犠牲にしてでも、誰かを守ろうとする人物が登場する。
レイにしてもトキにしても、ケンシロウやユリアを守るために自分の命を張っている。
本当に命を懸けているのだから、すごいことだと思う。以前見た『ラオウ伝 殉愛の章』でも、人のために体を張るシュウの姿がよかった。原作でも死んでしまうと分かっていても、生き残ってほしいと思った。
今回のレイやトキにも同じような思いを感じた。
そして、そんな姿を見ていると現実のことも考えてしまう。
今の世の中、電車の遅延が多く、その理由が人身事故ということも少なくない。その中には、自ら命を絶った人もいるのだと思う。
もし、その人たちが自分の命を大切に思ってくれている人の存在を実感できていたら、何か違ったのではないだろうか。
もちろん、それだけで何かが変わるのかは分からない。
それでも、自分のために命を張ってくれる人がいると知ったら、自分の命を粗末にしようと思う人が少しは減るのではないか。そんなことを感じた。
ユリア視点で描かれることで、原作とは違う順番で物語を振り返ることができた。そして今回も、人のために命を張るレイやトキの姿が印象に残る作品でした!
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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