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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

映画『ハイウェイの彼方に』 20年間の刑務所生活の末に

更新日:2023年1月7日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 子供たちは明日から始業式です。私と違って宿題は余裕を持って終わらせていたので、今日もいつも通りの生活をしていました。

 今回はイーサン・ホーク主演映画『ハイウェイの彼方に』を紹介します。


[基本情報]

 監督: ローガン・マーシャル=グリーン

 製作: ジェイソン・ブラム// イーサン・ホーク

 上映時間:78分


[登場人物]

ラッセル・ミリングス: イーサン・ホーク

 20年間の刑期を終え、仮出所する。父親は切手集めを趣味としていたが、服役中に亡くなっていた。

 出所後、次に場面に登場するときに髭が伸びていた変化に驚き。

 

ダイアン・スプリング: エイレン・ヘンドリックス

 ラッセルがワイオミングに向かうバスに、乗り込んできた女性客。通路挟んだ反対側の座席に座る。

 デンバーでバスを下りる時、ラッセルにもっと何か言いたかったのだろうかと思わせる後ろ姿が印象的。


[内容]

 カリフォルニアでは3回犯罪をすると懲役25年または死刑の重い刑罰が与えられる法律があった。

 ラッセルは麻薬を横流しするために所持していたことが見つかり、20年間の服役していた。仮出所が認められて、ハンバーガー店で仕事をしながら静かに暮らしていた。もうすぐ仮出所の期間が終わろうとしていた時、夜のシフトにも続けて入った日があった。帰りが最後になったため、戸締りを任されたラッセルは掃除とゴミ捨てを済ませて仕事を上がろうとしていた。ところがゴミ捨ての際に赤ちゃん(名前はエラ)の泣き声が聞こえてくる。ラッセルはゴミ箱の中に赤ちゃんが捨てられるのを発見する。

 エラを連れて帰ったラッセルは、戸惑いながらも赤ちゃんの世話を始める。使い方を学んだばかりのインターネットでエラをそのまま世話していいか調べ、警察に届け出ないといけないことを知った後も世話を続けていた。海に連れて行くなどしていた。

 ある時、夜に目を離した間にエラがベッドから落ちてしまう。病院に連れて行ったときに事情が発覚してしまい、エラは児童保護の担当に連れていかれる。

 ラッセルが嘘をついていたことが分かり、仕事を辞めることになる。職を失った彼は、故郷のワイオミング州キャスパーに向かう。そのバスでダイアンと知り合う。デンバーまでのひと時を彼女と会話をしながら過ごす。

 ワイオミングに着いたラッセルは父の残した鍵を使うために銀行に行く。貸金庫の中には父からの手紙と父のコレクションであった切手の保管場所が記されていた。父からのメッセージを読んだラッセルは第二の人生を歩み出すのだった。


[感想]

犯罪者の出所後の生活、赤ちゃんとの偶然の出会いを描いた作品。

・服役20年がラッセルに残したもの

 本作品はラッセルが刑務所から仮出所するところから描かれている。その場面から、ラッセルはほとんど言葉を発しない。その後、ハンバーガー店でも黙々と掃除したりゴミ捨てしたりする。その様子を見ていると、罪を犯した人は出所後、堂々と暮らすことが許されないのか?そんなことを感じさせる。

 そんな彼に転機が訪れる。捨てられている赤ちゃんを見つけ、世話を始めることで専念できるものを見つけた感じになる。とは言え、見つけたときに警察に通報ないし、職場の人に連絡を入れて知らせる冷静さが欲しかったと思う。それだけ孤独だったのだと感じる。

 3回目の犯罪は重罪とするカリフォルニア州の法律。例え、その3回目が軽くても厳しく罰せられる。そうと分かっていて罪を犯してしまったのが悪いと考えるべきなのか、情状酌量くらいはあっても良いのではないかと思うべきなのか。難しい問題。

・危なかったしいと思っていただけに…

 赤ちゃんを拾ってきて、ベッドに寝かせるラッセル。その様子はあまり赤ちゃん慣れしていない感じ。ベッドに寝かせている場所も端っこの方なのが危なかっしいと思っていたら、予想通りに転落してしまう。大丈夫だったのだろうかって思う。転落がきっかけで、児童保護に連れて行かれてしまうことになってしまうし、ラッセルにとっても残念な結果。もっとも最初に届け出ていたら、その時点でお別れだったのだから、短期間でも一緒に過ごせたのはよかったのだろうと思う。

 

・再びワイオミング

 先日、見た映画もワイオミングが登場。ワイオミングの引きが強いなどと感じてしまう。カリフォルニアから、ワイオミングまでバスで移動していく様子は、大変そう。何日かけて移動していたのだろう。アメリカが広大なのが非常によく伝わってくる。途中、コロラドを経由して行くのだけれど、山、高原、荒原。移動していても楽しみが少なそう。日本の道路事情とは違うと感じる景色だった。途中で止まる場所も少なそうなだけに。

 

 最終的にはワイオミングで父が遺した手紙を読んだラッセルは、その温かい言葉に勇気を得て、堂々と第二の人生を送るようになって終わる。ハッピーエンドだったのだと思う作品だった。


 鑑賞日:2021年8月22日

 皆様の感想も是非お聞かせください!

 それでは、明日!



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