映画『クライム101』感想 | 『ヒート』とは異なる世界をネタバレ考察
- Dancing Shigeko

- 1 日前
- 読了時間: 5分

こんにちは、Dancing Shigekoです!
映画『ヒート』に続くLAのクライムムービー!
今回は映画『クライム101』を紹介します!
[基本情報]
原題:Crime 101
監督:バート・レイトン
脚本:バート・レイトン
原作:ドン・ウィンズロウ『壊れた世界の者たちよ』(ハーパーBOOKS)
製作:ティム・ビーヴァン
エリック・フェルナー
デリン・シュレジンガー
ディミトリー・ドガニス
バート・レイトン
シェーン・サレルノ
クリス・ヘムズワース
ベンジャミン・グレイソン
音楽:ブランク・マス(英語版)
撮影:エリック・ウィルソン(英語版)
編集:ヤコブ・セッシャー・シュルシンガー
ジュリアン・ハート
製作会社:メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
ワーキング・タイトル・フィルムズ
ザ・ストーリー・ファクトリー
ワイルド・ステイト・プロダクション
RAW
配給:Amazon MGMスタジオ・ディストリビューション
ソニー・ピクチャーズ リリーシング インターナショナル
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
上映時間:140分
[登場人物]
マイク・デーヴィス:クリス・ヘムズワース
単独で動く宝石泥棒。
ルー・ルベスニック:マーク・ラファロ
LA警察。101強盗と言ってマイクを追っている。
シャロン・コルヴィン:ハル・ベリー
保険屋。
マヤ:モニカ・バルバロ
マイクの車に衝突した女性。
オーモン:バリー・コーガン
マイクの同業者。
[内容]
マイクは国道101号沿いの宝石店を次々と襲撃して、富を築いていた。彼の基本スタンスは単独で行動して、人を傷つけない。しかし、襲撃で子供に発砲されたのがきっかけで、次の予定は手を引くことを考える。
そんな中、マヤに車を衝突される。その事故がきっかけでマヤと食事に出かけるようになっていく。しかし、最後にひと山、稼ごうと計画していたマイクは、保険屋のシャロンと接触して、次のターゲットのお金の動きを探ろうとする。
マイクの犯罪に注目していた刑事ルーは警察署では干されながらも、マイクの手がかりを捜査し続けるのだった。
[感想](※ネタバレあり)
LAで宝石強盗を追う刑事を描く作品。
・映画『ヒート』と比較しても?
公開前のどこかのサイトで、『ヒート』以来の本格クライムサスペンスと言った売り文句を見た。『ヒート』と言えば、銀行から逃亡する時の激しい銃撃戦が印象的。あの十数分にも渡る銃撃戦からの刑事とギャングの追走劇が印象に残っている。
『ヒート』の計画的に組織的に動くギャングと、切れ者の刑事という構図が、この作品でも見られるのかと想像してしまっただけに、だいぶ違う。
同じなのは、泥棒も刑事も有名俳優と言ったところのみ。関わり合い方も『ヒート』ほど強くはなく、ちょっとずつルーがマイクの手がかりを掴んで行くという感じ。
引用する作品としては、やや不適切だったのでは?と感じる。ただ、それがきっかけでこの作品を鑑賞することになったので、宣伝効果は十分か。
・ソーとハルクが対決?
どうしても気になるのは、マイク役のクリス・ヘムズワースは、マイティ・ソー。ルー役はマイク・ラファロでハルク役。アベンジャーズの二人が善と悪を演じるという構図が、どんな結末をもたらすのかというところ。
マイクは悪人だけれど、人を傷つけないようにしているという辺りが、ソーのイメージを引き継いでいるように感じられる。
こう言う印象が強い二人なだけに、この作品の結末は、「やっぱりそうなるのね。」と感じる。想定範囲内の結末と感じてしまう。もう一捻りあっても良かったように思うのだけど、そこまで彼らに演じさせることができなかったのかもと言う製作側の思いを感じた。
・出世の道が閉ざされたと分かる時
今回登場する二人の女性。一人はマイクの車にぶつけてしまうマヤ。事故がきっかけで食事に出掛けていくマイクとマヤ。マイクは人付き合いを避けたいけど、マヤに気持ちがなびいてしまったのを抑えられない感じが滲み出ているのが印象的。マヤはマイクの素性に興味があるのに、あまりにも話さないから掴めないでもどかしく感じている。
この二人の関係とは別のところで、シャロンが毎日同じ時間に起きて仕事に向かっていく様子が描写されている。仕事のストレスのためかいつも眠りの質が悪いと判定されている。そんな彼女が狙っているのはパートナーというポジション。昇進を目指して成果を出すために頑張っているのが描かれている。
ところが彼の上司は、そのパートナーへの道について聞かれるたびにはぐらかしている。上と話すタイミング取れなかったとか!話したら半年は見送りとか。こういう対応って、働く側に対して失礼だと思うのだよね。可能性を信じて頑張っているのに、なかなか認めてもらえない。認めてもらえるかもという可能性を信じて頑張っているのに、真摯な態度で向き合ってくれない会社。
それだけに自分の道が閉ざされていると知って、シャロンはマイクに協力するというマイクに協力するという流れ。シャロンの気持ちが痛いほど分かって、自分も同じように会社に対して裏切り行為を取らないと心配になってしまった。
『ヒート』とは別物の映画として見るのがおすすめの作品でした!
鑑賞日:2026年2月13日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
[関連ブログ]



コメント