こんにちは、Dancing Shigekoです!
今日の気分はアクション?!
今回は映画『ツーリスト』を紹介します!
[基本情報]
原題:The Tourist
監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
脚本:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
クリストファー・マッカリー
ジュリアン・フェロウズ
原作:オリジナル脚本
ジェローム・サル
製作:グレアム・キング
ティム・ヘディントン
ロジャー・バーンボーム
ゲイリー・バーバー
ジョナサン・グリックマン
製作総指揮:ロイド・フィリップス
バーマン・ナラギ
オリヴィエ・クールソン
ロン・ハルバーン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
主題歌:ミューズ『スターライト』
撮影:ジョン・シール
編集:ジョー・ハッシング
パトリシア・ロンメル
製作会社:スパイグラス・エンターテイメント
GKフィルムズ
スタジオカナル
配給:コロンビア・ピクチャーズ
上映時間:103分
[登場人物]
エリーズ・クリフトン・ウォード:アンジェリーナ・ジョリー
アレクサンダーの指示で動いている女性。実は・・・
衣装がそう見せるのか、化粧がそう見せるのか、目が大きくスタイルが良く見える。
フランク・トゥーペロ:ジョニー・デップ
ウィスコンシンの州立大学の数学の教師。イタリアに旅行しているツーリスト。
冴えない感じが滲み出ている。パジャマ姿があまりにもお茶目。
ジョン・アチスン警部:ポール・ベタニー
フランス警察の警部。アレキサンダーを追っている。
印象に薄い。
[内容]
エリーズはアレクサンダーからの手紙を受け取り、リヨン駅発8時22分発ベネチア行きの列車に乗る。その中で、アレクサンダーに似た体格の男性に声をかける。男はフランクと名乗り、何が起きているのか分からないままエリーズと食事をする。
アレキサンダーを巨額の脱税で応援フランス警察はベネチアまで追いかけていくが、フランクはアレクサンダーではないと考え、引き続き、エリーズを追跡。彼女と接触すると信じて追いかけるが、貸し手のショーが先にエリーズに接触してくるのだった。
[感想]
ツーリストが事件に巻き込まれる作品。
・舞台はベネチア
パリのカフェで手紙を受け取ったエリーズが向かったのはベネチア。
ベネチアへ向かう列車の映像は合成している感じが非常に強かったのはなぜなのか。列車内の映像は、きっとセットなのだろうと感じさせる。一方、遠方から映し出される列車の映像もどこか合成っぽい。ハリウッド映画にしては珍しい映像の質と感じてしまう。
しかし、いざベネチアに着いてから、水の都というのが非常によく出ていた。川の両脇に建物がずらりと並んでいる。結構、幅の広い川が流れているのだと知る。もっと狭い感じのところを船で移動するような都市だと思っていたので、新鮮な印象だった。
船で都市の中を移動するというのは実に不思議な感じに思えるけれど、どんな感じなのだろうか。行ってみたい。
・指示は常に手紙
パリのカフェの時から、常にアレクサンダーからの指示は手紙で出される。エリーズは過去にアレクサンダーに会ったことがある様子。彼女をずっとマークしている警察。考えてみたら、警察に明らかに見張られているのに堂々と行動しているのだから、エリーズも警察関連の人物と考えるのが正しかったのか?
それはさておき、アレクサンダーが手紙で次々と指示を出して、行き先を告げる。その指示に従っていくと最終的にサン・ジャコモ通りの建物に到着するという設定。
ベネチアのホテルに到着した時には、まだ手紙が置かれていなくて、ちょっとしたら手紙が現れる。舞踏会では、手渡しに来る人がいる。常にエリーズの行く場所で、彼女の様子を見ていることになる。しかし誰がアレクサンダーなのか、分からない。
ちょっとしたゲーム感覚。実際に、姿を見られることなく手紙だけで相手に指示を出すってできるものなのだろうか。先回りして全部の場所に置いておくのは可能だろうけれど、この作品のように移動しているターゲットにタイミングよく渡すというのは、それなりの工夫が必要と思え、アレクサンダーというのはすごい人物だと思ってしまった。
・巻き添えにあったフランク
そして列車で本を読んで旅行を楽しんでいる予定だったフランク。エリーズに話しかけられたのがきっかけでおかしなことになっていく。食事をしていると視線を感じ、列車から降りたら、彼女の乗る船がやってきて一緒にどう?とさそれる。そのまま強引にホテルに連れて行かれ、夫婦ですと堂々と嘘をつかれて、見たこともない豪華な部屋へと案内される。
しかし夜はしっかり干される。寝室には入れてもらえずソファで寝る羽目に。そんな状況に追い込まれたら、妄想の一つもしてしまうのがわかるような気がする。ソファで寝ているフランクが、朝一、寝室へ入っていってエリーズとキスをする、という夢を見る。まぁ、穏やかな夢だと思う。
その後も、気づけばエリーズに救われたり、逆にエリーズのために盾になってみたりと。
飛んだ巻き添えに遭っていると思っていたのに。。
まさかの結末、それでいて予想通りの結末といった印象の作品だった。
鑑賞日:2023年9月17日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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