国内ドラマ『最後の鑑定人』第4話 土門の過去が明かされる!科学捜査に揺らぐ信念とは?
- Dancing Shigeko
- 8月3日
- 読了時間: 3分
更新日:5 日前
こんにちは、Dancing Shigekoです!
次なる科学捜査は?
今回は国内ドラマ『最後の鑑定人』第4話を紹介します!
[内容]
#4 土門の過去が明らかに・・・科捜研を辞めた理由
高倉は土門が過去に解決できなかった事件があると噂を聞く。そんな噂を耳にした直後、土門のところに西村民代がやってきた。娘の葉留佳の遺留品から自殺の原因を調べて欲しいと頼まれる。その葉留佳こそが土門が7年前に解決できなかった時の担当刑事。
土門は七年前の事件との決着をつけるために、調査を受けるのだった。
[感想]
土門が科捜研を辞めた背景が描かれる1話。
・さらりと語る人たち
相田が高倉に土門が過去に解決できなかった事件があると言う。尾藤も高倉にサラッと、土門と離婚したことを話している。ここに来て、土門の過去が次々と明かされていく。高倉はただただ驚くばかり。離婚したと言っているけれど、特に憎んでいる感じでもなく、どちらかというと、常に見守っていると言う感じが出ている。
離婚と言えば、今見ている国内ドラマ『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』の伊垣と青柳も同じように離婚後も仕事では顔を合わせるという設定。このシーズンはこの設定が流行り?(と言ってもこの二つのドラマだけなのだが)
土門の過去を知って、高倉は少しばかり土門に人間らしさを感じたのか?見えた方が変わってくるのか、興味深い。
・科学は絶対なのか?
土門が七年前連続暴行事件の鑑定結果を捜査会議で伝えたところ、葉留佳が、鑑定結果は絶対間違っていないのか、と質問をされる。その頃の土門は、科学は絶対だ、と答えることができず、自身が科学を裏切ってしまったと悔やんでいた。
昔の土門は今ほど、科学に対して絶対だという自信を持っていなかったのが意外。時とともに経験をたくさん積んできて、科学は裏切らない、と言うのを自信もっていえるようになったのかもしれない。
たゆまぬ努力があったのを感じる場面。
・死人の思いを汲むのか?
七年前、未解決で終わっていた事件。葉留佳は実は犯人を突き止めていたが、当時、その犯人を逃す選択をとった。ところが七年が経って当時の被害者の息子が荒れているのを見て、その決断が間違っていたと考え直す。そして犯人に説得に向かうが、幸せそうにしている犯人の様子を見て、思いとどまってしまう。
そして彼に責任を取らせることができない以上、自分が命を絶って責任を取ろうと思い、自殺をすると言う流れ。
自殺までして、犯人を突き出すことを諦めたのに、土門は犯人を突き止め、どうするのか。と思っていたら、弁護士に紹介していたので、自供させたのだろうと思う。
葉留佳は自殺する必要があったのだろうか?彼女が自殺したから犯人が分かったと言う意味では意味があったのかもしれないけれど、もっと他の形でなんとかできなかったのか、と思わずにはいられない。
今回興味深かった科学捜査に行動分析があった。もう少しその部分は詳しく知りたかったかもと思った。土門は次、どんな捜査を見せてくれるかに興味が続く1話だった。
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それでは、また次回!
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