こんにちは、Dancing Shigekoです!
加賀美はティーチをどうする?
今回は国内ドラマ『ビリオンxスクール』第11話(最終話)を紹介します!
[内容]
#11(最終話) 涙の最終回!AI教師は本当の教師になれるのか
加賀美は自分の脳にAIチップが埋め込まれているのを知って、ショックを受けていた。ショックのあまり学校へ行けずにいた。その不在の時にティーチが3年0組に姿を見せる。そのことがきっかけでAI教師の実験がされていたと世間で問題視されるようになる。
このタイミングで理事長は加賀美、芹沢をクビにして、3年0組の生徒を全員退学にしようとしていた。しかし、生徒たちの思いを受けて、加賀美が理事長に反論するのだった。
[感想]
加賀美がケジメを見せる最終話。
・理事長とは?
学園の理事長が前話から登場。理事長の割に、学園に愛着がなく、どちらかというと不要と感じている。そして今回、別の学園と合併する話を進めている。3年0組が問題を起こしたのを機に、一気に合併話、加賀美の処分を保護者にしている。
あの理事長は一体、何をしたかったのか。学園を合併することで何か恩恵を受けられるのか。学校経営とはどういうものなのだろう?
その理事長に対抗するために加賀美が学園そのものを購入する。ということは理事長は加賀美になるのではないのか?でもそうではないみたい。
学園の保有者として、先生を続けたらよかったのに?と思うけれど、その辺りがケジメなのだろう。結構、マジメ。
・生徒たちの思い
自分はAIなのかも?という気持ちで加賀美はこれまでの努力が全て何だったのか、と考えに耽ってしまっている。そこまで落ち込むのはなぜなのか。自分はAIよりも優れていると見せたかったからなのか?
そんな落ち込んでいる加賀美を励ましたのは、3年0組の生徒たち。理事長が加賀美の解雇を宣言すると、すかさず生徒たちが本気で自分たちに向きあてくれたのは加賀美先生だけだと力説。さらに教頭先生までもが理事長に意見。最後は校長が全ての責任は自分が取るとまで言い出す。
皆、なんだかんだと加賀美節にすっかり魅せられていたのを感じる。
そしてその生徒たちの情熱で加賀美が立ち直るという。
・AIができること
不確実なことが多い教育現場で、AIというのは限界があり、完璧な教師を作るというのは不可能なのだと思う。答えのないものに答えを導き出せるようなAIができたら、それは一つの時代の大きな変化を意味することであり、当分は訪れないと思われる。
先日聴講していた講義でもAIがスカイネットのように自分の意思を持って行動、という世界は来ないとまで断言していた。それほどまで人間の行動というのは未知数だということ。AIとの付き合い方を訴えたかったのか、それともこれからもリアルな教師の存在が重要ということを訴えたかったのか。
加賀美も芹沢も、3年0組も皆、結果的にはハッピーになった感じでよかったと思う1話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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