こんにちは、Dancing Shigekoです!
バトラー室長の反応はいかに?
今回はアニメ『宇宙兄弟』第75話を紹介します!
[内容]
#75 わたしの両手
六太はバトラー室長にバーティカル・クライム・ロールを披露した後、もう一つ予定を入れていた。それはせりかに見せるつもりでハート型を描く。しかしせりかはそれを横から見て、バルタン星人と勘違い。さらにバトラー室長はそのハートを自分に見せたかったのかと勘違いして動揺していた。バトラー室長は六太の真意がどこにあるか分からず距離を取りたがっていたが月ミッションへの訓練の参加は認めるのだった。
シャロンは着々と筋力が低下していた。モリソン博士が月面望遠鏡計画の準備を進めていることを説明に訪問に来てくれる。モリソン博士はシャロンを見て、月面望遠鏡の計画を確実に実現させようと心に誓っているのだった。
[感想]
六太とシャロンの活動を描く一話。
・勘違いする二人
六太がバーティカル・クライム・ロールを披露する。18:30きっかりに実行。それをやったのは誰か、バトラー室長はえーリントン飛行場に行って確認している。それが六太だと知って、さらに空を見ている。すると六太がハート型を描いている。実はそのハート型はせりかに見せようと思って描いたもの。肝心のせりかは横側から見ていて、それがはっきりと何かわかっていない。どちらかというとバルタン星人だと勘違いしている。北村はそれが何か分かっているのに、せりかだけが分かっていないあたりが、いかにも鈍い女子という感じで面白い。
・元気をなくしていくシャロン
手紙を書くことができなくなっている。自力で歩くのも思うようにいかない。確実にALSが進行している。シャロンは自分の両手を見て、六太と日々人のことを思い出している。クッキーが焼けて、ピアノが弾けて、散髪までできて、シャロンおばちゃんの手って器用だよね、と言っている六太の声を思い出している。自分の赤ちゃんを抱き上げることはできなかったけれど、自分の子供のように接することができる二人といる時だけは、自分の両手を母親の手と思っている。
母親の手でありたい、その感覚。女性に一度は訪れる感覚なのか。父親の手でありたい、それはどんなものだろうか。
シャロンの思いを汲み取ったのか、モリソン博士は、我々の両手を使ってくださいと言う。シャロンとの別れの時間が近づいてきているようで恐ろしい。
・相変わらずのビンス
六太が開発業務を進めている。ローバーにフロントパネルをつけた試作機が出来上がっている。それがどんな感じで月面の道なき道を映し出すのか。そこまで出来上がっているのだろうかと言ったところを見られるのかと思ったら、ビンスが現れる。
そして「ミスターナンバ、これから君は月を目指します」と言う。相変わらずの表情、相変わらずのトーン。感情を全く見せないビンス。しかしきっと彼もまた六太の月面ミッションを見たいと思っているのではないだろうか、と感じる。みんなの心を惹きつける魅力がある六太。そのことを感じているビンス、と言った感じで印象的。
いよいよ月面ミッションに向けた訓練を始められることになった六太。日々人にどんな影響を与えるのか気になる1話だった。
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それでは、また次回!
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