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書籍『小説のコツ』小説を書くなら知っておきたい!文章を引き立てる“3つの要素”と推敲の技術とは?

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 5月19日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月8日

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 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 参考にしたい。


 今回は書籍『小説のコツ』を紹介します!


[基本情報]

 著者:後木砂男

 出版社:彩流社

 出版年:2011年

 ページ数:118ページ


[内容]

 書き出す前の準備、書き出してからの注意事項の二つの章で、その細部を紹介する。



[感想]

 小説を書いてみようと思う一冊。

・小説の3要素

 会話、説明、描写の3要素でなっている。そしてこのバランスを考えて書くことが大切と言うこと。説明は、「夜明け、彼は別れを告げると、電話を切った」など。描写は「顔が枕になった気分だった。冷たい涙で、ベッドはまるで海のそこに沈んでいるみたいだった。」など。


・3要素の役割

 説明はアクセル、描写はブレーキ、会話はニュートラルを担当している。

 具体的には説明で「時間や空間をひょいと飛んだり、事実関係をあっという間に伝達できる」一方、説明の列挙ばかりだと、ただの報告文になってしまう。

 ブレーキは「読むほうも描かれたイメージを五感に吸収するための時間を必要とします」と言うことで、書くのもの大変だけれど、読むのも大変。

 会話は「人物のやりとりを、ハラハラドキドキ、あるいはしみじみと読者である私たちが聞いている状態」を作り出す。と言うことでニュートラル。


・目的別推敲

 物語を磨く、文章と段落を磨く、表現を磨く、校正、再度全体を読むの5つの推敲があると。それぞれの観点で推敲の進め方があると言うのが勉強になる。

 まずは推敲にたどり着けるよう最後まで書き上げることが大切。


 3要素を意識して場面をたくさん作り出して、物語を書いていこうと感じる一冊だった。


 読了日:2025年5月19日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!




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