国内ドラマ『PJ~航空救難団~』第3話 教官・宇佐美の導きが光る!悩めるトップ訓練生の再起劇
- Dancing Shigeko
- 3 時間前
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こんにちは、Dancing Shigekoです!
次は誰が?
今回は国内ドラマ『PJ~航空救難団~』第3話を紹介します!
[内容]
#3 洋上救出の危機…俺たちは家族だ!
白河は藤木が溺れた時に何もできなかったことで自分を追い込んでいた。自分は誰も助けられないかもという思いが先行して、行動が固くなっていく。飛び込みの訓練では集中を欠いて、失敗を続ける。海に出ての訓練では、飛び込む事ができず、教官たちは、皆、白河はここまでと考え始めていた。
宇佐美は二人になる時間が欲しいと言って、皆に結論を出してもらうのを待ってもらうのだった。
[感想]
白河の苦悩を描く1話。
・皆から頼られるゆえに
白河は少し年上なのか、訓練生の中ではみんなから頼りにされている。実際、成績も優秀でトップのような感じ。そういう周りから頼られる状態というのは、地味にプレッシャーなのだろうと思う。頼られるから、期待を裏切れない、と頑張り、期待を裏切れない、と思うから過度に自分自身にプレッシャーがかかる。
結果、藤木が溺れた時に体が動かなかったことを悔やんでいる。悔やんでいるというよりは、自分の限界を感じ始めている。思い悩んでいる。
悩んでも仕方ないことだと思うのだけれど、人は一度考え始めたら、なかなかその悪いイメージの中から抜け出すのは難しいのだと思う。
・みんなが気にかけている
そんな思い悩んでいることは、いとも簡単に周りに伝わってしまう。皆、白河の様子がおかしいと感じている。根を詰め過ぎという感じがみんなに伝わっている。みんなが何かしら薄々と感じているということに気づかない白河が鈍感なのか、それだけ周りを見ることができていない、ということなのか。
こういう状態になってしまうと辛い。今の職場でも誰にも頼ることができない、と感じ始めるとどんどん苦しくなっていくものね。
本人が周りの声を聞こうとしない時、どうするのが良いのか。その答えを宇佐美が示す。
・怒りを掻き立てて
白河が自信を失っている。その自信を取り戻させようと考えた宇佐美は、相撲で勝負をふっかける。宇佐美が意外と強いのが驚きではあるものの、その勝負の中、白河は徐々に怒りを覚え、そして宇佐美に勝つためにがむしゃらに勝負を挑んでいく。周りのことを考えず、目の前のことに集中することで、本来の力を発揮させようとする。これが宇佐美流対話なのだと感じる。相手の状況を考えて、その問題を解決するのに最適と思ったことをする。
宇佐美は教官として、しっかり訓練生一人一人を見ているのだと分かる。白河が少しトーンダウンした時から、気にかけているのだから、すごい。変化に気づける観察力。指導者として、重要なスキルを宇佐美は持ち合わせていると感じる。
沢井、藤木、白河ときて、次はどの訓練生が壁に当たるのか、それとも雪山遭難事故の時で宇佐美が苦しむのか、次なるステップが気になる1話だった。
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それでは、また次回!
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