こんにちは、Dancing Shigekoです!
伊豆から戻って次は?
今回はアニメ『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』第22話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#22 初乗り!暴走陸蒸気びっくり大事
明治5年9月東京から横浜をつなぐ鉄道が開通。剣心たちは薫の計らいで陸蒸気に早速乗って横浜に向かうことにした。その列車にはイギリスの貿易商が1両借り切って、小判を積み込んでいた。それを見ていた海賊が、列車が動き出すなり、途中で横取りしようと動き出す。ところが、そこに居合わせた弥彦が止めに入る。さらに剣心も加勢するのだった。
[感想]
陸蒸気に乗って遠足気分を出す薫たちを描く一話。
<明治は悪人ばかりなの?>
・チャンスあれば悪事
剣心の行く先にはトラブルがつきもの。列車に乗るだけなのに、海賊も一緒に乗っているというハプニング。
実際にこれだけ堂々と盗みを働く人たちがいたのだろうか、と想像してしまう。もちろん、いないのだろうけれど。
こんなに白昼堂々盗みを働こうとする辺りが、恐ろしい。銃を持っていたら、何でもできると考えたのか。色々と思う部分のある設定。
<文明の変化がもたらすもの>
・珍しい物好きな薫
薫は鉄道が開通するなり、切符を買って横浜に行こうという。すごい新物好きだと思うのと行動力が高いと思う。さらに横浜に行ったらショコラートを食べて、ああして、こうして、とやりたいことをたくさん列挙している。その好奇心もまたすごい。この時代、どうやって情報を入手していたのかも分からないけれど、限られた情報の中で、横浜でできること、できそうなことを調べ上げているのだから、地味に薫の情報収集力はすごいと感じてしまう。
こう言った好奇心は大切だと感じる。
・文明に恐怖する左之助
薫が写真を撮ろうと提案している。左之助は魂が奪われるから嫌だと言う。寿命が縮まるから嫌だと言う。このセリフを過去に聞いていたわけではないけれd、幼い頃の自分も同じようなことを言って、写真に写るのを嫌がっていたのを思い出す。
つまりは発想は写真が世の中に出回り始めた明治初期の頃のものと一緒だったと言うことか。それとも先祖の誰かの思いが残っていたのだろうか。左之助に幼い頃の自分の発言が重なり、身近に感じられた。
<時代変わればもの変わる>
・海上に線路が敷かれる明治初期
機関車の蒸気が火事になるかもしれない、そういう理由で明治初期の鉄道は、海上に線路を敷き詰めていたと言う。今回も道路から少し離れた海上に線路が敷かれている。気になって調べてみると、確かに同じような絵がネットで見つかる。
海上に線路を作ったと言う事実がまず驚き。そのためには埋め立てていたのだろうから、かなりの労力だったと想像される。
鉄道が敷設されると言うのは、かなりの苦労があったのだろうと思いが強くなる。今では当たり前のように利用している鉄道も、いつの時代かに工事した方々がいて、その苦労の上に成り立っているのだと思うと、改めて人は誰かに支えられて生活をしているのだと、思うきっかけが得られる映像だった。
左之助が蒸気機関車に緊張しているのが印象的な一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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