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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

映画『DUNE/デューン 砂の惑星』宇宙のどこかで実際に起きていると感じさせる映像


 こんにちは、Dancing Shigekoです!

 「新しい資本主義」の具体策を話し合う「実現会議」のメンバーが発表された。15名で構成されるこの会議、来春には構想をまとめていく。こういった国の未来の方針を決めるメンバーに選ばれる方はどんな実績の持ち主なのか、興味が沸いた。


 さて、今回は映画『DUNE/デューン 砂の惑星』を紹介します!

[基本情報]

 原題:DUNE

 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ

 脚本:エリック・ロス / ジョン・スペイツ / ドゥニ・ヴィルヌーヴ

 原作:フランク・ハーバート『デューン』

 製作:メアリー・ペアレント / ドゥニ・ヴィルヌーヴ

ケイル・ボイター / ジョー・カラッチョロ・Jr

 製作総指揮:トーマス・タル / リチャード・P・ルビンスタイン

 製作会社:ワーナー・ブラザース / レジェンダリー・ピクチャーズ

 配給:ワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズ

 製作年:2021年

 上映時間:155分


[登場人物]

ポール・アトレイデス:ティモシー・シャラメ

 アトレイデス家の後継者。同じ夢を繰り返し見る。それが予知夢だと考え始める。


レディ・ジェシカ:レベッカ・ファーガソン

 ポールの母。ベネ・ゲゼリットのメンバーで言葉によって人を操ることができる。


レト・アトレイデス公爵:オスカー・アイザック

 ポールの父であり、惑星アラキスの管理権を手に入れ、香料の採掘に向かう。


[内容]

 レトは惑星アラキスの管理権を手に入れる。価値がある香料の採掘に向かう。しかし、皇帝が罠を仕掛けており、軍隊を送り込んでくる。息子ポールは母ジェシカと逃亡する。そこでアラキスの原住民フレーメンと遭遇する。

[感想]

 レイトショーに次世代レーザーIMAXで鑑賞した映画。

 ポールの夢が何を意味するのかが、少しずつ明らかになっていく展開。

・どんな世界でも戦いが尽きない

 皇帝が勢力をつけているアトレイデス家を殲滅するために、惑星アラキスに誘い込む。レトは罠だと知っていて、アラキスへと向かう。内部に裏切り者がいて、シールドが解除されて、大軍が押し寄せてくる。アトレイデス側は闇討ちにあったような形で万全の体制での応戦とは行かなかったものの敵襲に気付いて、すぐに剣士たちが向かっていく。

 そういった様子が上空のカメラから撮影される。右と左から兵たちが中央に向かって走っていき、戦いが始まる。これは一種の戦争。この映画に限らず、基本的に人類というのは戦っているように感じる。宇宙にまできて、戦いを繰り広げる。いつか平和な日が来ないものか。人類の根本は戦いを欲しているということなのか、そんなことを考える。

 シールドを纏ったスーツで戦う様子はこの映画の見せ場だったと思う。薄い青色の膜が素早く動くと残像が発生する。攻撃が深いとシールドが赤色になる。その映像が近未来と感じる部分だった。


・ポールだけが異質、ジェシカは声を操る、そして皇帝は不気味

 みんなスーツを着ているのに、ポールだけは黒い正装。特別な存在である感じことが多々あった。アップになる頻度も多く、中心人物なのだと思う見せ方。ダンカンやガーニーに鍛えられていて、短剣を使っての戦いも巧み。結構、美形のポール。短剣での戦いが巧みだったのは、少しばかり意外な感じもした。(勝手なイメージ)

 次に印象に残ったのはジェシカ。女ボスの前では、涙ばかり流して弱々しいと感じていたのに、皇帝の衛兵に捕まって連行されている時は、逆に強さを感じるギャップがあった。猿轡をとった後の自信に満ちた表情が印象的だった。言葉で人を操ってしまうのだから、もっと実権を握れそうなものなのにと、突っ込みたくもなる。

 そして印象に残った不気味筆頭はなんといっても皇帝。予告でも見たことがある皇帝が浮いていく場面。体が伸びたように見えて、実に不気味。レトを捕まえて、彼を前に食事をする皇帝。そしてふわっと宙に浮いて移動してくる。その一連の動きが、気色悪く、こんな得体のしれない人物は早々に退治されるべき!って感じたのに、結末はそういかなかった。この人物との戦いが、この作品の中心になっていくのだと感じた。


・砂の惑星の名の通りに砂漠

 昼間は60度にもなる暑さで、そこでは活動できない。特殊なスーツを着て、水分を保持していないといけないということで、みんな同じような服装をしている。とにかく砂ばかり。その中を走っていく場面があったのだけれど、よく走れると感心してしまった。

 そして砂漠の中で活動していて、砂が口の中に入らないのだろうか、と言った素朴な疑問ばかりが湧いてきてしまった。

 そんな砂の惑星で飛び回るあのトンボのような小型飛行機の動きが印象的。羽を閉じて直下行して行ったり、狭いところを通り過ぎていくスピード感が見応えあった。

 これからいよいよ新たな展開が待ち構えていると感じさせる部分で終わったpart 1。作り物と感じさせないリアルな映像は、実際に宇宙のどこかで起きている出来事に感じさせる作品だった。


鑑賞日:2021年10月15日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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