こんにちは、Dancing Shigekoです!
青羽と佐倉の交際が始まるのか?
今回は国内ドラマ『silent』第6話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#6 音のない世界は悲しい世界じゃない。
佐倉は青羽と二人で会う機会を増やしていた。
一方、大学の頃、佐倉と知り合った桃野奈々は佐倉と会える頻度が少なくなり、佐倉と連絡を取るけれど、返事がなく、気持ちが沈んでいた。
そんな中、佐倉から連絡があり、会いに行く。佐倉は青羽と会っていることを話すが、桃野はそんな関係がうまく行くはずがないと突き落とそうとする。そしてろう者と聴者が分かり合えるはずがないと言う。
後日、桃野は手話教室から出てきた青羽と話をしに行くが、自分の気持ちを抑えきれず、飛び出していく。涙している桃野に佐倉は会うのだった。
[感想]
佐倉をめぐって青羽と桃野の三角関係が描かれる一話。
<流れは一気に変わる>
・桃野との出会い
序盤で、佐倉が大学の授業を受けている場面が描かれる。クラスメイトからフットサルに誘われるのだけれど、声をよく聞こえない佐倉は断る。そしてろう者のための就職説明会で、桃野奈々と出会う。そこで、彼女の方から話しかけてくる。その様子が実に親しみがあって。心を閉ざしていた佐倉が、不安を口にしていく様子を静かに聞いている。
こう言った出会いがあったのにね。
・青羽との再会
青羽と再会して、青羽が戸川と別れたと聞いて、二人で食事に行く機会が増えていく。元恋人だったから、というのは分かるけれど、桃野との関係はどう思っていたのか。親切にしてくれる女性、としか捉えていなかったのだろうか。
青羽も何が目的だったのか。元カレと再会して、耳が聞こえなくなっている状況を知って、どうしたかったのか。
・思いがぶつかり合う
そんな思いが佐倉の中にあったのか、桃野に桃野のことを友達だと思っていると伝える。それを聞いて桃野は、聴者と一緒になってうまくいく訳が無い、同情しているだけだと否定的なことを言い始める。
大学の頃の出会った様子を見ていたら、そんなことを言うような性格ではなさそうだっただけに、意外な発言。それだけ佐倉のことを思っていて、ふらりと現れた青羽が煩わしくて仕方ない存在と思っているのだろうと感じた。
<心境はいかに>
・佐倉と焼肉を食べる戸川
戸川が佐倉と焼肉を食べにいく。ここは「想のおごりね。青羽と別れてあげたんだから」と言っている。その心境は一体いかに。
自分にとって男友達とはだいぶ疎遠な部分もあり、それと同じ女性を好きになったと言う経験もないだけに、どんな心境なのだろうって感じずにはいられない。自分が付き合っていた彼女が今では、元恋人のところに戻って行っていると言う感覚。一緒に焼肉を食べたいと思えるものなのだろうか。
それはさておき、戸川が佐倉に、この前、一緒にいた女性はどんな人と質問。さらに青羽はどんな感じと聞く。桃野のことは大学で知り合った友達といい、青羽のことは真っ直ぐな人という。
好きな人のことは、好きな部分や嫌いな部分を言い、友達と思っている人のことは感情を含まない感想が出てくるもの、と戸川が言う。つまり佐倉が心から青羽が好きで、桃野を友達以上には捉えていないのだと思わせる感じだったのが印象的。
・戸川と会う光
すでに別れて青羽とは疎遠になったと思っていたのに、なぜか青羽の弟・光が戸川のところに遊びにきている。一緒にケーキ(?)を食べていた。これまた、一体どういう流れ?何が起きたらこうなるのか。
交際が終わったからと言って、人間関係が途切れるわけではない、と言うことなのだろう。この辺りは戸川の寛容さと言うことなのだろうか。
・佐倉のCDを守る萌
佐倉の母が佐倉の部屋に置いてあるCDを捨てるね、と父親に話している。想に聞いた方がいいんじゃないのか、と父は答える。そして萌が自分の部屋に持っていく、と言う。母はそんなのを見たくないだろうから、捨てようと言っている、と言う表情を見せるが、萌はそうじゃないでしょ、と言う。
そのCDを運び込むのを父が手伝う。父は娘の心境を汲み取り、母は想のことを中心に考えている構図がくっきりと出ている。
こういう家族の問題はどこにでもあるのだろうと感じる。
<食事処がたくさん>
・お好み焼き屋に行く青羽と佐倉
佐倉と青羽がお好み焼きを食べている。広々とした感じのお店。お座敷で食べているように見えたけれど、ここはどこのお好み焼きやなのだろうか。自分の知っているお好み焼きはどちらかというと、密着しているような感じで、カウンターが近いイメージ。あるいは、隣との席が離れているようなイメージあるだけに、だいぶ違う印象のお好み焼き屋に見えた。
・焼肉屋に行く佐倉と戸川
そして佐倉と戸川の焼肉屋。中央に網があって、向かい合って座って食べている。戸川が話しかけるときは、その網(七輪だろうか?)の脇に置いたスマホを眺める佐倉。その度に手を止めてスマホに文字を打ち込んで、答えている。
お互いが手話をできないと食事をするのが大変だなとちょっとばかり感じた。佐倉の方はそういう生活に慣れているのかもしれないけれど、自分だったら、相手の手を止めてしまうのが気になって話すペースを落としてしまいそう。
・喫茶店に行く桃野と青羽
そして桃野が青羽を喫茶店に連れていく。明るい感じの、それでいておしゃれな感じがする喫茶店。
このドラマ、実にいろんなお店が出てくる。ファミレスも出てきていたし、喫茶店もここ以外にも青羽と佐倉がよく会う、少し低くなった感じの喫茶店もあったり、いろんなお店があるものだと思う。
戸川行きつけの居酒屋もあったりと、いろんなお店が出てくるのも興味深い。
みんなの秘めたる思いが伝わってきて、涙込み上げてくる一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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