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国内ドラマ『アバランチ』第9話 崩れゆくアバランチ

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2021年12月26日
  • 読了時間: 4分

 こんにちは、Dancing Shigkeoです!


 どんどん進めていく。


 今回は国内ドラマ『アバランチ』第9話を紹介します!


 前回感想 → こちら


[内容]

#9 episode8 崩壊

 藤田が生きていた。そのことを知った山守はアバランチは終わったと考える。西城に手を引くように命じる。

 羽生は大道寺のところへ行ったが、アバランチは終わった、逃げることが大切と伝える。しかし羽生はその意見を聞き入れず一人でも戦うと決心する。彼のところに桐島から連絡があり、藤田が生きていたと聞かされる。

 牧原とリナは隠れ家に逃げていた。そこに羽生が現れ、全ては終わったと伝えられる。それを聞いても納得のいかない二人だった。

 西城は遠山に会いに行っていた。アバランチのことを全て話し、今できることがないか協力を仰いでいた。

 そして羽生は藤田と会うのだった。


[感想]

 アバランチが崩壊していく1話。

・本当に姿を見ている人が必ずいる

 広場での爆弾テロが起きて、ネットではアバランチに対する誹謗中傷が無数に書き込まれていく。その情報をどうすることもできず無力さを感じている西城。山守や羽生はアバランチは失敗だったと口々に言う。

 しかし、山守は打本の娘に会いに行って、彼女は父親がテロではないと信じているのを知る。さらに西城もアバランチによって助けられた人が、どれだけ感謝しているのかを知る。

 どんなにネットで負の情報を流されても、本当の姿を見てくれている人がいる。そう言うことを訴えている展開に思えた。そういった信じてくれる人がいると思うことが大切なのだと感じた。


・手を組んだ西城と遠山

 前回は桐島が仲間だったことが分かり、まだまだこれからという感じを一瞬見せた。しかし、すぐに大山にバレて、協力体制を断ち切られた形になっていた。

 今回は西城が動く。会いに行ったのは記者の遠山。アバランチの取材をしている記者がいたことを偶然思い出して、実際に取材を受けた人物に会いに行って、そこから割り出していく。西城は包み隠さず、遠山に話をして、協力体制を築き上げる。

 ターゲットにしているのが西城の父。そこから崩そうという流れ。かなり密に情報を交換しあって、調査を進めて行っている様子がすごい。追い込まれた時の行動力は、こんなにも高くなるものなのだと感じる。

 人の能力を最大限に出そうと思ったら、こう言った極限に追い込まれることが時には大切なのだと感じる。その結果、新たな道を切り開くことができたわけで、こうして西城は遠山と繋がった。繋がり、さらに先に進めようとどんどん行動を起こしていく。見習いたい姿勢だった。


・どこか辺鄙なところの隠れ家

 牧原とリナが行ったのは市内から遠く離れたどこかの土地に建つ家に身を隠す。その家には食材、パソコンなど必要なものが一式揃っている。あの一戸建てに所狭しと必要なものが置いてある。そう言う隠れ家的な場所って、実際にたくさんあるのだろう。そこは極東リサーチに見つからないのかと思ってしまう。果たしてこの二人も隠れ続けられるのか。


・一番印象に残った場面は…

 なんと言っても、今回も一番最後に興味深い場面を持ってきていた。羽生と藤田が再会する。羽生は久しぶりと言って藤田にハグしにいく。そこから極東リサーチで働いていることを確認する。何が起きたのか理由を聞くが藤田は答えず、代わりに銃を向ける。そして羽生目掛けて発砲。この場面がなんと言っても衝撃。

 羽生はこのドラマで中心人物。その彼に向かって、なんの躊躇いもなく、発砲する流れが驚いた。少しくらい発砲するまでに間を作るものだと思っていただけに、その冷血さにびっくり。一方で、これが普通の動きなのではないかとも感じる。殺そうと思っている相手が目の前にいるのに、だらだらと発砲しないドラマ、映画は多い。しかし、このドラマは違った。構えてすぐに発砲という流れ。さらにトドメにもう一発撃っていた。こういう非情さは、現実的で怖さを感じた。


 いよいよ次回最終回。果たしてどんな結末が待っているのか。


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



 
 
 

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