映画『サンダーボルツ』MCUの“裏側チーム”、その団結は希望か絶望か
- Dancing Shigeko
- 1 日前
- 読了時間: 3分

こんにちは、Dancing Shigekoです!
公開日初日にIMAXで鑑賞。
今回は映画『サンダーボルツ』を紹介します!
[基本情報]
原題:Thunderbolts
監督:ジェイク・シュライアー
脚本:エリック・ピアソン
イ・サンジン
ジョアンナ・カロ
製作:ケヴィン・ファイギ
製作総指揮:ルイス・デスポジート
音楽:サン・ラックス
撮影:アンドリュー・ドロス・パレルモ
編集:ハリー・ユン
アンジェラ・M・カタンツァーロ
製作会社:マーベル・スタジオ
上映時間:126分
[登場人物]
エレーナ・ベロワ:フローレンス・ピュー
レッドルーム出身の暗殺者。
バッキー・バーンズ:セバスチャン・スタン
議員になっている。
ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ
CIA長官。
ロバート・”ボブ”・レイノルズ:ルイス・プルマン
謎の男性。マレーシアで臨床試験を受けていた。
[内容]
エレーナは雇い主のヴァレンティーナの最後の仕事を受けて、辞めるつもりでいた。その仕事とは同じ殺し屋のゴーストを殺すこと。ところが向かった場所には他の暗殺者もいて、お互いを殺そうとしている。ヴァレンティーナの狙いは彼らの抹殺。
CIA長官の座を守るために弾劾の元になっている彼らの存在が目障りだったのだ。エレーナたちはその場で謎の男性・ボブを見つける。殺し合っていても仕方ないと思った彼らは一緒にその場から脱出する方針に転換。しばし、協力して逃亡していくが途中でボブが遅れる。そしてヴァレンティーナに捕まりそうになるのだったが…。
[感想]
悪が集まって極悪を阻止しようとする作品。
・なぜ協力し合う?
悪が世界を救う、そんな感じの予告編を見ていたから、どうしてそんな展開になるのだろうと興味。するとどうも様相が違う。世界を救うのではなく、自分たちの身を守るために協力しあって逃亡するという設定。
それであれば、納得、という印象。
・繋がりは少なめ
アベンジャーズ後、MCU作品の横のつながりはだいぶ薄れた印象。今回も、スタークビルが出てきた以外はあまり横のつながりが感じられない。バッキーは前回から登場しているものの、他のアベンジャーズ組は姿なし。
エレーナが次期ブラックウィドウ的な存在になるのだろうなとのみ感じる。
後から知ったこととしてボブ役が映画『トップガン マーヴェリック』のボブ役と同じ人だったというのが地味に狙っているのだろうか、一番盛り上がった部分かもしれない。
・あまりにも無謀だったのでは?
ボブがヴァレンティーナの言いなりにはなりたくないと、怒り暴走し始める。全てを飲み込み暗黒的な存在になっていく。影が広がっていく、そこに触れた人は皆影になって姿が消滅。
その展開を見ていたら、影に飲み込まれる=死を連想させるのに、なぜかエレーナはそこに飛び込むことが大切と考えて、飲み込まれていく。この動きがちょっと無理があるのでは?と感じた。いくらなんでも安全かどうか分からない、その行動は自殺行為に見えて、どうもスッキリしない設定だった。
主人公たちがどちらかと言えば、裏社会の仕事をしてきた存在なだけあって、全体的に暗い感じ、パッと華があるとは言い難い作品だった。
鑑賞日:2025年5月2日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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