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映画『シャーロック 忌まわしき花嫁』背筋が凍る場面

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2021年1月17日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月6日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 百人一首を覚えるのは、なかなか難しいです。


 さて、今日は映画『シャーロック 忌まわしき花嫁』を紹介します!


[内容]

 時は1895年ヴィクトリア時代。ベイカー街に住むシャーロックはレストラード警部から奇妙な事件の話を聞く。エミリア・リコレッティが一度死んだのにその夜、夫の前に現れ、夫を殺したという。早速、死体安置所に向かったシャーロック。それは紛れもなくエミリアの死体だった。それから数度同じ事件が起きる。その後、兄から話を持ってこられてカーライル夫人の相談を受ける。そこでもエミリアの存在が出てきた。現場に急行したシャーロック。しかし夫人の願い叶わず、夫は殺されてしまう。

 その犯人が誰なのか、瞑想するシャーロック。たどり着いた先は選挙権もなく、男社会から迫害されてきた花嫁たちだった。

[感想]

 事件の概要だけを書くとシンプルに見えるのだけれど、ここにはやや複雑な話が潜んでいる。いきなりヴィクトリア時代に入り、これはテレビドラマ版と関連がないのかと思いきや、最終シーズンでシャーロックが飛行機に乗って飛び立った後の場面に戻る。そしてシャーロックが意識の中で推理をしているという。さらに死んだはずのモリアーティが都度都度影を見せるという展開。モリアーティが出てくる展開にはやや不気味さが含まれていた。それ以上にエミリアの表情がなんとも気持ち悪い。あの表情を見ると思い出しただけでゾクゾクって感じね。さらにyouと言っている時の目の見開き方。さらには幽霊ごとく姿をあらわすシーンなどは背筋ゾクゾク指数マックスだった。特にワトソンの後ろに現れたエミリア、庭に現れたエミリアはもうそれは何とも言えない恐怖を煽る演出。

 事件の全容が分かってしまうと突然ゾクゾク感からそうだったのかという安堵感に落ち着くあたりが不思議。そしてモリアーティ。過去に記憶を飛ばしさらに現実に戻りさらに過去に遡りという展開は何が現実なのかが分からなくなっていく。全てはシャーロックの作り話をワトソンが脚色して書いているだけなのかって思えてくる展開だった。モリアーティが執拗に姿を見せるあたりには以前、見た何か別の作品を連想させるのだけれどそれが何なのかが分からない。一歩間違うとぐでんぐでんになりそうな感じがあったけれど、最後シャーロックがモリアーティは間違いなく死んだと言い切って終わったのできっと本当に死んだのだろう。


 テレビ版に比べたら小気味いい推理とまではいかなかったようにも思うけれど、それでもあのヴィクトリア時代の雰囲気は実によく描写されていて見ごたえ十分。さてテレビで続編ができるのかなとまた楽しむが膨らむ。そんな最後の展開だった。


 鑑賞日:16年3月11日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また明日!


 
 
 

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