こんにちは、Dancing Shigekoです!
後半戦が近づいてきた。
今回はアニメ『弱虫ペダル』第16話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#16 一点突破
後3周で一年生は落ちると宣言する手嶋。それを聞いて鳴子は一気に仕掛けるが、手嶋があっさり追いつく。手嶋の作戦は抜けないという絶望を味わせることで、力尽きさせると言うもの。その間に青八木が突っ走り、周回遅れにさせようと言うものだった。
そして予告の3周目。日がすっかり暮れてしまい、あと一周すれば追い越し禁止の黄色ボードが出ると手嶋は言う。焦る今泉と鳴子。その二人がインターハイに行けないことが納得できない小野田は、高速ケイデンスで手嶋に仕掛ける。手嶋は小野田の全力は40秒しか持たないことを知っていた。その40秒を凌いでいた。そして40秒が経過。手嶋は勝利を確信したが、小野田はそのまま全力で追い越していくのだった。
[感想]
二年生とガチンコ勝負の一年生を描く一話。
・手嶋の冴えない過去
手嶋は中学3年最後の大会でも43位と平凡な結果。高校に入ったらロードを辞めようと決心する。自分はどんなに頑張っても、今泉のような走りはできない、自分は凡人なのだと思い知らされる。
限界を知ってしまうと言うのは、中学生や高校生でどんな感じなのか。冴えない過去を振り返る手嶋の今の心境が、いかにガツガツしているかを表しているように感じる。
・青八木との出会い
辞めようと思っていたのに、黙々と学校の前の坂道を走ってくる同学年の生徒を見つける。その様子に自分と同じ空気を感じる。
こう言うのを運命的な出会いと言うのかもしれない。青八木となら頑張れる、そんな感じになっていくところが羨ましい関係。
・差をつけられる
そんな苦い思いから一年間頑張り続けてきた手嶋と青八木は一年を潰すための作戦をしっかりと立てている。
手嶋が一年を足止めしている間に青八木が差をつけると言う流れ。気づけば半周くらい先を走っているのが分かる状態になっている。
そうする事で一年が根を上げると信じている。しかしこの辺りは戦略家の割に読みが甘かったように感じる。
・状況打破は小野田の思いから
小野田が諦めずになんとかしようとずっと考えている。抜けないからと言ってショックを受ける事なく、いかに今泉、鳴子と一緒にインターハイに出るかを考えている。この辺りの思いが行動に転じる。
二人のためにとにかく突っ走る。こう言うムードメーカーがいると言うのは鳴子、今泉には大きかったのではないかと思う。
・そんなに精神的に脆くない
小野田の気合いで鳴子と今泉が息を吹き返すと言う展開。みんなでインターハイに行こうと思って走り続けていく辺りが実にいい。手嶋の作戦は最初から成り立っていなかったのではないかなと感じる。
一年を精神的に追い込むと言うのは土台ムリな事だったのだろうなと感じる展開。
いよいよ2年を打ち負かす時が来そうな気配の1話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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