こんにちは、Dancing Shigekoです!
心理学を学ぶ。
今回は書籍『バイアスの心理学』を紹介します!
[基本情報]
監修:植田一博
出版社:ニュートンプレス
出版年:2023年
ページ数:301ページ
[内容]
物事の捉え方には何かしらのバイアスがかかることがあるという内容を説明している。
[感想]
バイアスと上手に付き合う必要があると感じる一冊。
・接触頻度を上げる
異性にとって好感度を上げようとする時、顔を見せる頻度をあけ割るといいと言う。これは心理学的にも示されている。この内容は異性に限らず、英単語などでも同じことなのだと言
う。繰り返し触れた単語の方が抵抗なく認識できると言うもの。つまり復習、繰り返し練習が人間の性質上では大事と言うこと。
この件に限らず、心理学あるいは脳科学を理解すると効果的な勉強方法が他にも見つかるかもしれないと思った。
・何かしら思い込みがあるもの
人には何かしらのバイアス(思い込み)があるもの。あるいはバイアスの影響を受けるもの。自分と同じ感覚と違うと言うのはこういったバイアスの影響を意識しておくと、納得しやすい、受け入れやすいのだと感じる。
バイアスの存在を知っておくのは、自分との認識の違いがあった時の拠り所になっていいと感じた。
・見えているようで見えていない
人は意外と見えていない。シモンズ博士のゴリラ実験で示されているように白い服がきている人が何回パスをしているかを試す映像がある。
この映像を見た後にパスは何回だったか、と聞くだけではなく、ゴリラが通ったことに気づいたかと聞くと気づいていなかった人が一定数いたと言う。この内容を聞いてしまってから見たら当然ゴリラに気づくのだけど、人というのは見えているようで見えないことがあるというのを知っておくのは大切と思う内容。
バイアスを知っておくのは重要と感じる一冊だった。
読了日:2024年4月26日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!