こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回はどんな嘘を見抜くのか。
今回は海外ドラマ『ライ・トウ・ミー 嘘は真実を語る シーズン2』第2話を紹介します!
[内容]
#2 運命の歯車
大学生のケイブ・マクニールがパーティでスーザンを誘う。翌日、ケイブは未成年へのレイプの罪で逮捕される。ケイブの弁護を担当することになったゾーイの依頼でライトマンはケイブが嘘をついていないことを調べることになる。
ジリアンはジェイミー・カウリーが教祖をしている団体が脱税をしている疑いがあると言うことでローカーと共に現地の調査に入っていた。調査を進めていくにつれて、脱税容疑を証明できそうな女性らが団体から抜け出したいと思っていることに気づき、ジリアンは脱税調査とは別の行動に出るのだった。
[感想]
ライトマンとジリアンの二本立てで調査が進む1話。
・未成年と知っていたら?
大学生の寮でパーティが開かれている。試合で気持ちが盛り上がっていたケイブは、声をかけてきた女性スーザンに試合すごかったと声をかけられ、そのまま調子良く意気投合。二人で寝室へと入っていく。
ところが、彼女が未成年だったと言うことで翌日未成年へのレイプの罪で逮捕されるという流れ。ライトマンは調べていく。今回は、嘘をついていないか、と言う観点でライトマンが参戦。本来のあり方で接している。
その中で徐々にスーザンが高校の先輩たちと、初めての相手は大学生がいいと言っていたことが分かってくる。
さて、ケイブは相手が高校生だと知っていたら、行為に及ばなかったのか?お酒を飲んで気持ちが昂っていた時に、その気で来ている女子高生が誘惑してきたら、例え女子高生とわかっていても手を出してしまうのではなかろうか?などと考えてしまう。若い男(に限らず)が理性で行動できるとは思えない。と言ったら、世の中、犯罪だらけになってしまいそうな気もするけれど。
しかし、いちばんの謎は、スーザンはなぜ父親にそのことを言ったのか。スーザンは自らがそのつもりでパーティに行ったのだから、どちらかというと言う必要のないことだったのではないか、と感じずにはいられない展開だった。
・宗教団体は何をしても良いのか?
ライトマンとジリアンは基本別の案件に携わるのがライトマン研究所のスタンス。ジリアンは宗教団体が脱税している可能性があるから調べて欲しいというIRSの依頼でカウリー教祖に会いに行っている。見るからに胡散臭い感じの教祖。そこに子供しかい無いという世界。大人の女性が二人だけ。
どう考えても健全な環境に見えない。そしてジリアンも同じように感じてしまって、脱税の調査よりもそこにいる子供たちが文字を読めないことに対する疑問や、何かに怯えているように見える大人の女性などの動きの方が気になって、彼女たちを解放してあげたいと言う気持ちが上回ってしまう。
言論の自由、宗教の自由と法で守られていることは分かるけれど、信者を束縛してはいけないと個人的には思う。言葉巧みにそこにとどまるように仕向けているのかもしれないけれど、もっと世の中のことを知る機会も与えていいように思ってしまう。
難しいテーマ。無宗教の自分には果たして受け入れることのできる世界なのか。
・娘のためとは言え・・・
スーザンの事件は、結局、本人が身分を偽ってパーティに参加して、盗撮も自らしていたと言う証拠が揃い、起訴が取り下げられて終わる。その結果を受けた父親が激怒して帰っていく。何かをしでかしそうな気配。
そして最悪の結末。てっきり無罪放免になったケイブへの報復かと思ったら、その決断をした検事を襲って終わる。捕まることを気にせず検事を射殺してしまう。いくらなんでも、それはやり過ぎなのではないのか。娘はそこまで望んでいたのか。
極端すぎる父親の行動には疑問が残った。
人が嘘をつくのは都合の悪い時とは言え、それを周囲が理解してあげられる寛大さも欲しいと感じる一話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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