こんにちは、Dancing Shigekoです!
鬼滅の刃が劇場公開されました!月曜日に1:30までかけてチケットを購入していたので、早速見てきました!
今日は映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』を紹介します。ネタバレになっているかもしれません。
[登場人物]
竈門炭次郎
水の呼吸法の剣術を使う鬼殺隊員。妹 禰豆子を鬼から治すために鬼舞辻無惨を探す。
今回は、同期剣士二人と共に炎柱 煉獄杏寿朗と落ち合うために無限列車に乗り込む。下弦 壱の鬼の血鬼術で夢の中に落ちる。炭治郎の無意識の中に入っていた鬼に操られた青年は、炭治郎の澄んだ、そして温かい心に触れて、正常な意識を取り戻す。いち早く、夢だと気づき、覚醒して下弦 壱の鬼に向かっていく。
竈門禰豆子
鬼舞辻無惨の血で鬼になってしまう。しかし鱗滝の人は守る者という暗示の効果があって、炭治郎に危機が迫ると助けに入る。今回は、寝ている炭治郎を起こそうと頭突きや炎で縄を焼き切ったりして、奮闘する。
我妻善逸
雷の呼吸法の剣術を使う鬼殺隊員。禰豆子に惚れていて、禰豆子に迫る危険を排除するために剣を振る。炭治郎と共に無限列車に乗るが、炭治郎同僚に夢の世界に落ちてします。夢の中では禰豆子と二人で草原を走っていき幸せを体験する。
嘴平伊之助
獣の呼吸法の剣術を使う鬼殺隊員。猪突猛進の勢いで鬼に突っ込んでいく。無限列車の速さに興奮して騒ぎ立てるが、善逸に押さえつけられる。
煉獄杏寿朗
炎の呼吸の剣術を使う炎柱。無限列車で多発している乗客の蒸発を阻止するために無限列車に乗り込む。駅弁に感動して、”旨い”と連発しながら、お代わりを際限なくし続ける。しかし、一度鬼を見かけると、目にも止まらぬ速さで首を撥ねる。
[あらすじ]
無限列車で乗客がいなくなる事件が続いていた。その被害を止めるために、炎柱の煉獄杏寿朗と共に無限列車に竈門炭次郎、我妻善逸、嘴平伊之助が乗り込む。鬼二体を煉獄が瞬殺したが、十二鬼月の一人 下弦 壱 魘夢の血鬼術で列車の乗客200人と鬼狩りを眠りに落とし、夢の中に閉じ込める。寝ている間に、無意識にある核を破壊させるために、鬼を送り込む。しかし炭治郎が一早くその血鬼術を破り、魘夢に向かっていく。
[感想]
IMAXでの見る価値十分の作品。原作を知らずに観た自分にとっては、結末が実に辛い。明らかに変な動きの煉獄。一体どこを見ながら話をしているのか、しかもお弁当を一口食べては、”うまい”と連呼する姿からは、ただの変人にしか見えない柱。
ところが鬼の気配を感じてからの変貌ぶり。その圧倒的な強さに、一気に魅せられる。さらには夢の中に落ちて、鬼に核を潰されそうになっているところを、寝ながらも阻止する強靭な精神力に、ますます惹きつけられる。そして、復活した時に8両ある車両のうち、5両の乗客を守ると言って、一気に魘夢の伸びてくる触覚(?)を肉片にしていく強さに、完全に魅了されてしまう展開。
わずかな時間の中で、あっという間に煉獄杏寿朗の魅力にハマってしまう。それだけに上限 参の鬼と戦うことになって、その結末は、辛かった。せめて相討ちになって欲しかったと。それでもその死際までかっこいい。そして、最後に母親に微笑まれて、やり切ったのを感じて息絶えていく姿が、また絵になってしまっていた。炭治郎らと一緒に号泣したいところだけれど、その圧倒的なカッコよさに、不思議としばし涙が出てくることもなく、とにかく見入っていた。
さらに不思議なことに、見終わって少しずつ時間が経つに連れ、あれだけの存在感のある煉獄がやられてしまったという事実が、ボディブローのごとくじわじわとうちに染み入っていく。とても悲しい展開だったことがだんだんに伝わっていく、そんな終わり方でした。とにかく煉獄杏寿朗に魅せられる展開。
しかし煉獄だけが際立っていたのではなく、炭治郎が逃げていく上限 参の鬼に叫びかけたことがあって、それでますます煉獄の存在感が際立ったのだと思う。乗客を一人も死なせることなく、戦い抜いた煉獄は負けていないと、涙ながらに叫ぶ炭治郎がいたから、煉獄が光ったのだと思う。
最後ばかりがあまりにも強烈に印象に残ってしまったけれど、全体を通じて見せ場が盛り沢山。どうやって夢の世界から脱出するのか、その脱出の仕方に炭治郎の心の強さを見た。家族との団欒に浸っていたい気持ちを殺して、夢の中から脱出する精神力はすごい。何度も夢の世界に落とされては、すぐさま起き上がってくる炭治郎には、これからへの期待を持たせてくれる。
さらに無意識の世界が温かったと言う青年。そこに炭治郎の清らかさが伝わってきた。
善逸の無意識の世界での鬼への態度や、伊之助の無意識の世界での猪っぷりは笑えるところ。それでいて善逸はしっかり禰豆子を助けるために雷の呼吸で戦いに参戦する。善逸が雷の呼吸で戦う時の姿は純粋にかっこいい。伊之助も炭治郎が危なく罠にハマって首を切りそうになるところを冷静に止めに入るあたりが憎い。
みんな、登場する人たちがカッコ良すぎて、ずっとその姿を見ていたいって思わせてくれる魅力がありました。
鬼滅の刃が人気なのがよく分かる、納得の2時間でした。
鑑賞日:20年10月16日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また明日!
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