Dancing Shigeko
映画『エンド・オブ・ステイツ』バニングの強さ際立つ
更新日:2021年12月3日
こんにちは、Dancing Shigekoです!
ウーバーとDiDiが大規模接種会場へのタクシーを無料にするサービスを大阪市内で始めた。こう言うサービスがあると、よりワクチン接種が加速できて、ありがたいですね。
さて、今回は映画『エンド・オブ・ステイツ』を紹介します!
[基本情報]
監督: リック・ローマン・ウォー
制作会社: ミレニアム・メディア / G-BASE
配給: ライオンズゲート
製作年:2019年
上映時間: 121分
[登場人物]
マイク・バニング: ジェラルド・バトラー
シークレット・サービスでトランブル大統領の信頼を得ている。体調に不調を感じているが、周りには秘密にして現場勤務を続ける。
あの筋肉質と言うべきか、やや脂肪もあるように見える体で繰り出される肉弾戦は、迫力満点。
トランブル大統領: モーガン・フリーマン
アメリカ大統領。
だいぶ老け込んだ印象を受ける。バニングに首元を掴まれて逃げている姿は、とても大統領には見えなかった。
ウェイド・ジェニングス: ダニー・ヒューストン
バニングと軍で共にした民兵。
バニングの家族と親しく食事をする場面があるけれど、どこか嘘っぽく見える。そして予想に反さず、バニングをはめる側になる。見た目というのは大事である。
[内容]
バニングはトランブル大統領の休暇の護衛にあたっていた。その時に長官の座に推薦する予定だと伝えられる。バニングは体調に不調も感じていて辞退するつもりでいたが、結論を急ぐ必要はないとトランブルに言われ、持ち帰る。その時、軽い頭痛に襲われて警護を代わる。その直後、ドローンによる攻撃に遭う。バニングとトランブルを除く他の人員は全滅。その事件の容疑者にバニングがあがる。
バニングは移送中に脱出して自ら嫌疑を晴らすために、大統領のところに向かう。そして真の敵から大統領の身を守るために、体を張った反撃を始めるのだった。
[感想]
エンド・オブシリーズ第三弾は、満身創痍のバニングが窮地から脱出する作品。
・被害はシリーズワーストか
颯爽と現れ、自信満々に捜査に当たるFBIのトンプソン。やり手な感じを出して、バニングを追い詰めていく。映画を見てる側にはその容疑をかけていること自体が罠と分かっているので、トンプソンの意気込みは空回りだと思ってしまう。それでも、彼女がバニングの容疑を晴らす役にやると見ていただけに、彼女に待っていた結末の淡白さと非情さにちょっと意外な感じ。
こう言った主要キャラっぽい登場人物までもがあっさりとテロの手にやられてしまう容赦なさがあった。印象に残った人物にもう一人。サム首席補佐官も、銃弾に倒れる。弱々しい感じを出していたから、逆に最後まで生き残ると思っていただけに、残念な結末でした。
こんな感じで次々と倒れていく。一番の衝撃はドローンによるシークレット・サービスの大量殺人。次々と爆死していく。被害は相当大きかったと思われる。前作の各国の首脳が倒れた時の展開といい、このシリーズは容赦ない。これだけの被害が出ても、バニングとトランブル大統領が生き残っているのだから、すごい。
・罠に嵌められてもバニング
その生き残った理由は、バニングがその事件の首謀者と見せるため。その罠にはまられて、病院で目覚めた時には手錠をされている展開。
映画は、バニングが一人テロとの戦っている場面から始まる。数的に明らかに劣勢の中、次々と突破していく。あまりの順調さに違和感を覚え始める頃に、実はそれが訓練だとわかる。最後は撃たれて訓練終了。その場面が一体何を意味しているのかと思ったら、罠を仕掛けてきたのは、その訓練施設を保有しているジェニングスだったと。ジェニングスは、その訓練の後、バニングの家を訪れて、一緒に食事をする仲だったにも関わらず、裏切り。
最後までなぜ彼がそんな行動に出たのか、あまり伝わってこなかったのだけど、バニングにトドメを刺されてよかったと言って息を引き取っていく。その場面にジェニングスはバニングを認めていたのだと感じた。
・バニングの今後は
不眠、脳震盪と体調がすぐれないマイク。その状態でも現場で仕事をしたいために鎮痛剤を服用しながら現場に出る。その彼にシークレット・サービスの長官のポストが最後、任されて終わる。さらにバニングの父親も登場して、二人が仲直りする。この終わり方、続編がありそうに感じてしまう。しかし、バニングの体調はだいぶ限界に近そうだし、トランブル大統領もそろそろ任期満了の気配だし、このシリーズとしてはここで終わりなのだろうか。
向かう所、敵なしのバニングが今回も圧倒的な強さで厳しい局面を突破するノンストップアクション映画でした。
鑑賞日:2021年5月22日
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それでは、また次回!