こんにちは、Dancing Shigekoです!
新町は戻ってこられるのか。
今回は国内ドラマ『オールドルーキー』第10話(最終話)を紹介します!
[内容]
#10(最終話) さよなら!オールドルーキー
新町はクビになり、デリバリーの仕事をしていた。伊垣の移籍は15年のキャリアを持つ光岡がすることになる。カルディアFCが興味を示していると言い、順調に移籍話が進みそうだったが、しばらくしてカルディアFCのFWは別選手に決まったと言う。そして他は厳しいと言われる。
伊垣はビクトリーの所属を辞めると言って出て行こうとしている。そこに深沢、城も一緒にビクトリーを辞めると言い出し、新町と3人で伊垣の移籍を成功させようと仕事を始める。必死に資料を作って、売り込みを始めるがなかなか思うように進まない。そんな中、矢崎がラインハルトのスカウトの権限を持つシュナイダーが日本代表戦に視察に来ると言う。FWを探していると言うことで、新町は彼に伊垣を売り込むために直に話に行くのだった。
[感想]
新町がビクトリーを離れて、伊垣のために奮闘する一話。
・約束は守る
ビクトリーの社員をクビになった新町。律儀に伊垣にもう代理人はできないと謝りに行く。伊垣がどんなに新町を引き止めようとしても、新町は首を縦には振らない。首になった時に、スポーツマネジメントはもうさせないと高柳から言われたことを、忠実に守っている。首に刺せられた会社の社長の言うことを守るとは。それだけ高柳には感謝していたと言うとも取れる。
深沢と城もビクトリーをやめて、伊垣の海外移籍を支援しようと新町に話を持ってきた時も最初は高柳との約束を気にして、次は高柳にわざわざ断りに行って。本当にとことん律儀だと思った。
スポーツマネジメントの世界に入れてくれたことを、心から感謝していたのだろうなと思う。
・伊垣のために最大限
勝手にしろ、と高柳に突き放され、さらにこれが最後だと言い渡されて、そのつもりですと宣言してから伊垣の移籍先を考え始める。とにかくいろんな調査をして、資料を作成。一人のスポーツ選手を移籍させるために、壁一面に資料が貼り出されていく。
どんなことを調べたらいいか、どんな風に売り込んだらいいか、どこに売り込んだらいいか、といった感じでまとめて行っているのがすごい。新町、元Jリーガーと言うだけで、ここまでやることをテキパキと出せるものなのか。そこには相当な努力があるのではないかと思う。
代理人のライセンスを取るために行ってきた勉強の成果なのかもしれないし。とにかくやるだけやったという感じなのがすごい。夜遅くまで仕事しているのだろうなと思うとタフ。
そして資料を海外チームに投げ終わった後の達成感。深沢、城がこの先も3人でスポーツマネジメントの会社を立ち上げて、やっていこうと盛り上がっている。夢を語り合う。伊垣の移籍のために頑張り、そこから自分たちの夢に繋げていく。本当に好きなんだと言うのが滲み出ている。
・味方は一人ではない
移籍話に苦戦している時に、矢崎から連絡がある。日本代表の試合を観戦しようと思って帰国したと言う。さらに新町のメールがうちのチームにも届いていることが話題になっていると言う。ちょうどラインハルトの人事権を持つGMシュナイダーがFWを探しに日本代表戦にも視察に来ると言う。
新町が苦戦している時に、こうやって手を差し伸べてくれる人がいる。次の日本代表戦で結果を残せば、必ず目に留まると伊垣を励まし、さらに試合中に空気に飲まれている伊垣に、自分を取り戻させるように声がけもする。
伊垣は見事に結果を残す、と言う流れに、誰のために真剣に向き合って頑張る人というのは、一人じゃないのだと思う。頑張ってくれたことが自分に戻ってくる。情けは人のためならず、というのを痛感。
実にいい人間関係をいろんな人と築いていると思う。人のための仕事。自分のことのように喜べる仕事。新町はいい仕事に就いたのだと感じた。
すべてのアスリートにリスペクトを、最後まで気持ちが伝わってくる一話だった。
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それでは、また次回!
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