こんにちは、Dancing Shigekoです!
全51話、いつくらいに見終わるだろうか。
今回はアニメ『鋼の錬金術師』第8話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#8 賢者の石
エドワードはニーナを助けられなかったことでショックを受けていた。しかし、タッカーの代わりにキメラの錬成に関する資料をまとめておくよう指示される。アルはその資料の中に賢者の石について見つけるが、エドワードは、ニーナを殺した犯人のことばかり考えていた。そして連続婦女殺人の捜査したいと申し出る。しかし受け入れられず。それで国家錬金術師を辞めると言い出す。
ヒューズにお願いして捜査資料を見させてもらう。そんな中、ウィンリィがエドワードのお祝いに来ていたが、何者かに連れ去られる。エドワードはその異変に気づき、跡を追っていくのだった。
[感想]
ニーナの死で壁に当たるエドワードを描く一話。
・ショックで当たり散らすエドワード
これまでのエピソード。比較的、子供の割にはしっかりしている姿を見せていたエドワード。それが今回、ニーナが殺されてしまったことでショックを受けて、取り乱す。アルの話し掛けにも興味を示さず、憤りを感じているのが見てとれる。
それだけ大きなショックだったのだと分かる。なんだかんだとエドワードはまだ子供なのだと感じ、ある意味安心する。
・前をむこうと務めるアル
一方、アルは賢者の石の文献を見つけて、興味を持つ。その存在が確認できれば、自分達の体を取り戻せるかもしれないと前向きに考えている。アルもニーナの死はショックだったはずなのにこんな時だからこそ、前を向いて進んでいこうとしているのが伝わる。
あるいは、本人曰く、悲しみを感じない体になってしまっている、だけなのかもしれない。いずれにしてもこのバランスがあるから、エドワードは暴走せずに済んでいるのだと思う。
・少しずつ存在感が大きくなっていくスカー
今回もスカーが頻繁に登場。エドワードに会って、国家錬金術師なのか、と問う場面。自身もどうやら国家錬金術師だったというのが分かる。果たして、誰を狙っているのか。錬金術師を殲滅しようとしている気配がぷんぷんしている。どうなっていこうとしているのか。
・セントラルにやってくるウィンリィ
国家錬金術師になったという手紙を受けて、ウィンリィはセントラルにやってくる。どれだけの旅行だったのか。駅の様子がハリポタに登場する駅に似ていて、ますますここはロンドンをベースに描かれている年なのだと感じる。
それにしても一人旅。心細くないのだろうか。エドワードに会える楽しみの方が大きいということか。
・錬金術師の限界を感じるエドワード
しかし、よりによってウィンリィが切り裂き魔に捕まってしまう。エドワードが異変に気づき、なんとかウィンリィの居場所を見つけ出し、時間稼ぎに貢献。しかし同時に力の限界を感じる。
これまではきっと錬金術でなんでもできると思っていたのだろう。ところが命を狙われて、そうではないことを思い知らされる。その挫折感が、きっとエドワードを大きく成長させるのだろうと思う。人が成長するのはこういうふうに思い悩み、崖っぷちに落とされた時なのだろうと思う瞬間。
少しは前向きに戻ったエドワード。次なる任務に向かう様子が心強い一話だった。
皆様の感想も是非お聞かせください!
それでは、また次回!
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