こんにちは、Dancing Shigekoです!
六太とケンジが再び協力体制になって、どんな結果になるのか。
今回はアニメ『宇宙兄弟』第85話を紹介します!
[内容]
#85 月面にいた
六太とケンジは次々と効率を上げて作業する方法を考えながらミッションをこなして行っていた。月面望遠鏡の計画にも着手するための材料が届いた頃、シャロンからNASAで月面望遠鏡の計画が白紙になったとの連絡を受ける。それで六太は作るのを断念。しかし、残りの期限で何か作れないか考え続け、一つ提案をしてミッションを終えるのだった。
そして審査メンバーの間では、六太に対するコメントは「南波六太は海底20メートルで他の誰よりも月面にいた」と言われていた。
[感想]
ニーモ訓練が終了する一話。
・協力し合う二人
ウミガメの一件があってから、六太とケンジはどんどん協力し合う。ケンジは次々と効率をよくする方法を提案していく。そんな様子を見ていると、やっぱりケンジの方が能力的に遥かに上を行っているのかなと感じてしまう。
ここいくつかの六太の提案を上回る提案量で、効率を最大限まで引き上げたのはケンジなのではなかろうかと、も感じる。
能力だけで考えたら、ケンジが選ばれるのだろうなと思う。果たして、そのケンジとはどうやって違いを六太が出すのか。そんなことが気になる展開。
・シャロンの連絡を受けて沈む六太
船外活動が順調になってきて、いよいよ月面望遠鏡を作ろうと言う時に、シャロンからは実際の計画が白紙になったと知らされる。建設する上では課題が多すぎて実現が難しいと言うのが理由。課題の詳細は教えてもらえずにいた六太。
六太はシャロンの報告を受けて、月面望遠鏡を作るのはやめると言う。この場面、自分だったらどう判断したか。実際に作る予定がないものを作るよりも、必要なものを作るという選択肢になれたか。それとも自分だったら、実際に作ってみて、どんな課題があるかを洗い出して、その課題の一つでも解決する方法を見出す作戦に出たようにも思う。と、同時にいくら模型で作っても実際はもっと違うか、と言う迷いもありそう。
そう言う意味では、実際の決定を見て、方針を変える勇気があった六太の判断は、かなりの決断力だと感じる。評価ポイントだと思うけどなぁ。
・最後まで月面でのことを考えていた六太
しかし実はもっと別のところに六太の良さがあったと言うのを匂わせる。
六太が月面望遠鏡の代わりに提案したものが何かは描かれていなかったけれど、評価者たちによる講評では、どの候補生よりも六太が月面にいたと称している。これは、最高の褒め言葉だと思う。海底にいても、月面にいる前提で物事を考える。実際に月にいたらどうするか、と言うことを常に念頭に置いて行動するのと、訓練だと思って活動をするのとでは、得られるもの、見えているものは違うという褒め言葉なのだと思った。
六太とケンジ、果たして結果はどうなるのか、行方が気になる一話だった。
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それでは、また次回!
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