こんにちは、Dancing Shigekoです!
六太の訓練はどこまで進んだ?
今回はアニメ『宇宙兄弟』第67話を紹介します!
[内容]
#67 デニール化
六太の訓練は続く。デニールの容赦ないくだらない話に答える余裕がないくらいにテンパった状態が続く。他の訓練生が楽勝と言っているのを見て、自分が遅れをとっていると感じていた。
しかし、デニールから自分が最後の生徒だと聞いた時から世界の見え方が変わる。徐々にデニール化していくのだった。
[感想]
六太の飛行訓練が続く一話。
・とにかくよく喋るデニール
六太の飛行訓練が続く。デニールにとにかく頻繁に話しかけられている。同時に管制塔からも指示が出ている。計器を忙しくみて、状況判断に苦労している。
そんな軽いパニック状態の中を次々とクイズを出してくる。リンカーンの話を持ち出した父親に息子はなんと答えたか、ワシントンが桜の木切った時に、素直に答えた理由は?NASAとマイケル・ジャクソンの共通点は?など次々と。
そう言った質問を投げる意図は、とにかく忙しく頭を使わせるためだろうと日々人は思っている。六太も少しずつ気づき始めているのか、質問されても、なんとか答えようとしている。
デニールは話をしていても余裕があるのだから、相当の凄腕なのだと感じる。
・焦りが悟りに変わる瞬間
六太はぐったりと倒れ込んでいる。他の候補生が六太を揶揄っていく。そして六太は遅れをとっていると感じる。1.5倍早く成長させてくれるんじゃなかったのか、と一瞬、デニールのせいにしようとしたけれど、自分ができないのを人のせいにしてはいけない、と思う。
そんな状況が続く中、デニールとの飛行訓練が続く。六太が240時間の訓練が終わった後も、たまには一緒に飛んで欲しいと相談している。するとデニールがそれは難しいかもしれないという。なぜなら、六太が最後の生徒になる予定だからだと言う。
六太はデニールのその言葉を聞いて、急に世界が見えるようになる。デニールにとっての最後の生徒だと知って、気持ちが引き締まったからなのか、思い悩んでいるのは自分だけではないと感じたからなのか。いろんな意味の変化が六太に生じる。そして世界が急に開ける。
この日を境に六太の焦りはなくなり、訓練に集中して他よりも訓練が進んでいく感じなった。きっかけがデニールの一言だったと言うのが印象的。
・六太の成長を想像するピコ
日々人らがピコと飲んでいる。ピコはパラシュートが開くまでの間は安心することができなかった心境を語っている。そして、3人に対して、「おかえり」と声をかける。
その後、日々人から六太が飛行訓練中だと聞かされる。デニールによる特訓を受けていると聞いて、ピコは今頃苦労しているのか、と思いを馳せている様子が出てくる。と同時にどこかピコも六太が早いこと宇宙飛行士になる日が来るのを期待している感じが出ている。ピコにとって六太はだいぶ信頼できる候補生になっているのだと感じる。
こういう人間関係の変化というのはいいものである。
六太が着実にレベルアップしていくのを感じる一話だった。
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それでは、また次回!
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