こんにちは、Dancing Shigekoです!
明治の休暇とはこんな感じなのか。
今回はアニメ『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』第19話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#19 雷十太の野望・禁じられた王国の幻想
伊豆の玄斎の妹ハナを訪ねてきた剣心ら。彼らは伊豆一体を保有する坊ちゃん由太郎を紹介する。剣術を教えてくれる先生を探しているという由太郎。しかしその傲慢な態度に、今のあなたにはどんな先生も意味がないと薫が言う。腹を立てた由太郎は出かけていくと、山賊に襲われる。そこを雷十太が救出してくれ、由太郎は雷十太を先生に迎える。屋敷には雷十太の部下もやってきて真古流復活を目指していた。
剣心は雷十太が真古流の使いと分かり、由太郎に警告に行くが、そこで雷十太に襲われるのだった。
[感想]
伊豆に遊びに行く剣心らの様子を描く一話。
<休暇でもトラブル>
・休暇を取る薫
薫が稽古を休みにして、伊豆にやってくる。玄斎の妹のところにやってきて、ゆっくりしている。この時代、ここまで何で来るのだろう。移動だけで結構な日数がかかるように思う。東京から伊豆と言ったら、1日で行けるような距離ではなかっただろうに。疑問。
そんな休暇に温泉に浸かってゆっくりしている。薫たちの話を聞いて思うことがあった剣心は、タオルを巻くのも忘れて飛び出していく。この辺りも休暇モードということだろうか。健診らしくないのが印象的。
・廃刀令に歯向かう人たち
雷十太は真古流で武士の国を立ち上げようとしている。廃刀令で武士の魂を奪われたと考えている人たち。明治になって10年。どんな感じの時代だったのか。武士の誇りというのは、今の自分が考えるような次元ではないものがあったのだろうか。
なかなか想像できない世界観。実際に、こういった志の人たちがいたのだろうと思うと不思議な感じがしてしまう。
<いろんな表情>
・吊り橋ビビりの薫
いつも強がっている薫。吊り橋は非常に怖いらしく、全く前に進めない。とうとうビビり過ぎて剣心の首を絞めてしまうほど。不思議なのは、気絶した剣心を誰が連れて行ったのか。薫が吊り橋をこえた後、剣心を引きずっていたのだけれど、実は吊り橋も剣心を引きずって渡ったのだろうか。この空白の時間、何が起きたのか気になってしまう。
・玄斎の妹
伊豆には玄斎の妹がいると言う。現れたのは玄斎女性版。体格までそっくりの兄妹。妹というと若い感じの女性をイメージしてしまうけれど、玄斎の歳から考えたら、妹もそれなりのおばあちゃんで当たり前なのだけれど、なぜか、そうきたか、と感じてしまった。
・坊ちゃん由太郎
5歳で伊豆一帯の土地も含めて手に入れた坊ちゃん由太郎。世間知らずな感じ。あれだけの土地、財産があったら、そうなるのかな。欲しいものはなんでも手に入る。そんな感じなのだろうか。かなり広い土地を持っているようだったけれど、世の中、こういう人はどのくらいいるのだろう。少しばかり格差を感じずにはいられない設定だった。
<はるばる伊豆>
・伊豆の山奥
雷十太が丘の上から海の方を眺めている。そこには広大な森が広がる。どうやらそこは伊豆。てっきり三陸海岸かと思うような入り組んだ海岸線。海岸線に迫る森。こういう土地が日本にはまだまだたくさんあるのだろうなぁと思う。空気が美味しそう。伊豆、久しぶりに行ってみたい。
どこにでも剣心を襲うものがいると思う一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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