独り言:おむすびコロリ
- Dancing Shigeko
- 2022年7月15日
- 読了時間: 1分

こんにちは、Dancing Shigekoです!
朝のささやかな出来事。
毎朝、同じような顔ぶれを見かける。
電車に乗る駅でも、降りた駅でも。
今朝もいつものように電車を降りて改札に向かう。
金曜日は気持ち、人が少ない。考えてみると三連休の前日。普段にも増して少ない印象を受ける。
そんな思いを抱きながら、ホームから階段を下りて、通路を通って改札への階段を上っていく。
すると、そこにおむすびが転がっている。
手作りでラップに包まれ、ビニール袋に入っている。どうやらそれまで食べていたみたいで一口食べた痕跡もある。
一体、誰が?
と思うと同時に一人の女性が思い浮かぶ。
毎朝、おむすびを頬張りながらホームに向かっていくその女性。
今日はよっぽど慌てていたのか、誰かとぶつかったのか、おむすびを落としてしまったのだろうかな、と想像してみる。
そこに残されたおむすびの物語を考えながら、改札を抜ける。
すると、おむすびを落としたと思ったいつもの女性がちょうど駅に入ってくるところだった。
あれ?
予想は外れた。
では、一体誰が?
他に思い浮かび毎日さんはいなくて、きっと焦ってホームに向かった一見さんが落としていったのだろう、と想像を修正して会社に向かうのだった。(終)
皆様は、誰が落としたと思われますか?
それでは、また明日!
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