
こんにちは、Dancing Shigekoです!
グラスハートとの交流が始まるか?
今回は漫画『Angel Heart エンジェル・ハート』第4巻を紹介します!
[内容]
グラスハートは退院を前に、自分に名前がないことを気にしていた。劉信宏から名前・香瑩を聞き、その由来を獠から教えてもらい気に入っていた。
獠は香瑩に実の父・李大人の新宿案内をさせていた。そのお礼に李大人から新宿駅に掲示板をもらっていた。
冴子は香瑩が普通の女性の生活を知らないと心配になりおしゃれをさせてあげていた。そして香瑩と獠の生活が始まっていくのだった。
[感想]
グラスハートととの日常生活が始まる一話。
・名前がない
入院中のグラスハート。自分に名前がなく、名前がないと思っていた劉信宏には、名前があったと知って、気にしている。他の患者たちが名前で呼ばれているのを見て、何かを考えている。思うところがある様子が滲み出ている。
もし自分に呼び名がなかったなら、どう思うだろうか?勝手に作ったらいい、とか考えるだろうか?香瑩みたいに自分には名前がないと思って、寂しい思いをするのかもしれない。
・父と名乗れない李大人に
獠が李大人に粋な計らない。台湾に戻ろうとしている李大人に香瑩を会わせにいく。最後に新宿観光をさせてあげて欲しいと言う理由で、香瑩との時間を作らせる。その時間を李大人はかけがえのない時間として大事に過ごす。
こうしたちょっとした心遣いが、獠らしい。相手がどんなことを望んでいるのかを汲み取り、それに応える。さすが!
・みんなで支え
李大人は去っていったけれど、陳がキャッツアイの近くに中華料理店を始めて、常に香瑩の動向を気にかけている。劉信宏はキャッツアイで仕事を始めて、香瑩のことを気にかけている。さらに冴子も香瑩のことを気にかけている。普通の女性として生活をするためにおしゃれを教え込もうとしている。ちょっとした親心が働いている。
みんな香瑩がこれから無事カタギの世界で生活できるようにと細心の注意を払っているのが見て取れる。これだけみんなが気に掛ける香瑩。獠とどんな生活をしていくのか。
獠と香瑩との本格的な親子生活、どんな結末が待ち受けているのか。これからの展開が気になる一巻でした!
読了日:2023年12月24日
前巻感想→こちら
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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