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漫画『Angel Heart エンジェル・ハート』第18巻 未来は自分で!

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 4月10日
  • 読了時間: 2分


 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 海坊主とミキの学校ライフは?


 今回は漫画『Angel Heart エンジェル・ハート』第18巻を紹介します!


[内容]

 ミキが海学級に行きたいという。海坊主は見送ると、バスの後を怪しい車が追っていく。危険を感じた香瑩たちはバスを追っていく。するとその車の運転者はこの頃、続いている不審者。バスジャックして、派手に爆発を起こすというのだった。



[感想]

 海坊主とミキのつながりが強くなる一巻。

・とにかく役立たず教頭

 海坊主とミキの父子愛を描く美しいエピソードになるはずのところ、どうしても浮いている存在がいる。それは教頭先生。海坊主は最初から悪い人と決めつけて、ミキにまで冷たい対応をとる。無理にカラオケを歌わせようとしたり、バスの席は好きな子同士で座っていいとわざとはぶられるようなことをしている。

 そのクセ、危機になるとビビり上がって何もできない。爆弾を持って外に出ることもできない。何もできない。こういう人が上に立つことができるのだから、(マンガとはいえ)ちょっと残念な世の中と感じてしまう。

 実際にそういう人を見かけたら、自分だったらすぐさま嫌気をさすような気がした。


・子供は柔軟

 海坊主がバスジャックを倒す。そして爆弾の処理を誰かに頼んでいる。ミキが行くと言って、海坊主はミキに任せる。その一連の行動を見ていた子供達。これまで海坊主は怖いというイメージを膨らませていたけれど、目の前で体を張って命を助けてくれる様子を見て、一転。みんな海坊主になり切ろうとしている。

 子供というのは結構、柔軟に良いものは良いと受け入れてくれるものなのだなと思う。大人だったらそこまで素直に手のひらを返すことはしないのだろうって思った。


・獠の後悔

 香が気にかけていた女性が結婚をする。その結婚式に香瑩が呼ばれていた。獠もどさくさに紛れて参加する。花嫁姿を見て、獠は香もウェディングドレスを着たかったのだろうなと悔やんでいる。自分の優柔不断さで香にその機会を一生与えてあげることができなかったと。

 大切なひとが亡くなってしまってからでは何もできない。そういった後悔が残らないように、失敗でもいいから突っ込んでいくのがいいのだろうって思った。


 絆はいろんなところで繋がっていると感じる一巻だった。


 読了日:2025年4月10日


 前巻感想→こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!




 
 
 

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