
こんにちは、Dancing Shigekoです!
心臓の記憶で、二人は打ち解けられるのか?
今回は漫画『Angel Heart エンジェル・ハート』第13巻を紹介します!
[内容]
高畑は集中治療室にいた。綾音は心臓に記憶があるとは信じていなかったが彼の手を握ったときに、記憶が流れ込んでくるのだった。
[感想]
心臓移植した高畠の話から、続いて都会の座敷童の話へと入る一巻。
・幸せな結末だったのか
高畑と綾音。最終的には高畑経由で綾音は姉の思いを感じとる。ずっと気になっていた川での事故について気持ちの整理が付く。その思いが通じて、高畑はそのまま息を引き取ってしまう。
綾音は長い間、抱えていた心のしこりが取れて、結果的には良かったのだろう。しかし、せっかく再会した姉の心臓との時間が短かったのは残念なのでは?
それにしても心臓移植して記憶が残るのだとしたら、それは奇跡?心臓移植に縁がないことが一番の願いかもしれない。
・謎の少女が事件解決
ホームレスの少女が事件解決に貢献している。そんなことができるのか。事件に近い場所にいたら、見つかったときに危険ではないのかと突っ込みたくなる。それでも解決できるのだから、座敷童というよりも幸運の子女神と言った印象。
このエピソード、どこに落ち着くのか。
・心の中の欲求が描かれる
冴子の前に現れた座敷童。彼女が現れてから、冴子に異変。そして夢を見る。幸せな結婚生活といった感じで、朝の忙しい様子が描かれている。冴子は朝食を用意して、旦那を起こしている。その旦那は獠で仕事に行っているという構図。これが冴子の望む世界なのか、と思う。
香が亡くなっている現在、獠が冴子と再婚というのも一つの結末としてはあるのかも?とこの夢を見ていて感じた。どうなるのか。
座敷童とのエピソードが続く。どんな結末が待っているのか、次巻持ち越しになる一巻だった。
読了日:2025年1月11日
前巻感想→こちら
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それでは、また次回!
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