こんにちは、Dancing Shigekoです!
漫画の単行本ずつの感想をアップするのは初の試み。レンタルした漫画だったので、カラーのカバーがついていないのが残念ではあったものの、内容は納得だった一冊。
今回は漫画『進撃の巨人』33巻を紹介します!
[内容]
第131話 地鳴らし
第132話 自由の翼
第133話 罪人達
第134話 絶望の淵にて
の4話収録。
エレンによる地鳴らしは、村を踏み潰していく。巨人たちの目的地はスラトア要塞。
アルミンはエレンと交渉して、地鳴らしをやめさせる可能性を探るが、交渉は決裂。
そしてエレンが率いる巨人はスラトア要塞近辺に到着していた。そこを最終決戦の場とするべく、アルミンは飛行艇に仲間を乗せて、エレンに向かって飛び立っていくのだった。
[感想]
終わりが近づいてきているのを感じさせる一冊。
・エレンの覚悟が見える
ハリルとラムジーがいる村。エレンが壁の中にいたときのような若さの二人をエレンが容赦無く地鳴らししていく。二人を助ける未来を見ていながら、踏み潰す。その非情さを見て、エレンは本当に全人口を踏み潰そうとしているのを感じる。一体、エレンがどこを目指しているのか。
アルミンたちとの交渉でも一切譲歩する気配がなく、とにかく突き進むという感じ。どうしてそこまで変貌してしまったのか。エレンの結末はどんなものになるのか。そんな思いを残す一冊。
・次々と犠牲になっていく人々
ここに来て、ハンジが犠牲になる。最後まで生き残って欲しかったキャラの一人だっただけに残念。満身創痍のリヴァイが生き残ってくれるのか。次の最終巻ではそのあたりに注目の展開。最終決戦、見るからに劣勢のアルミン達にこれ以上の犠牲が出なければ良いのにと思う流れが続く。
・アニが見せたアルミンへの想い
進撃の巨人に恋愛はあまり似合わない。そんな印象があるけれど、ミカサとエレンの関係の行方も気になるし、ここに来て、アニがアルミンに対して好意を持っているのが見える。この二人はどうなるのか。こういう展開を見せるとアニが犠牲になってしまうのではないかと不安になる。
ひたすら歩き続ける巨人を止める術がなく、ただ地鳴らしが行われていくのを見るだけに近い状態の市民達。その彼らにアルミンらが希望を与えることができるのか。決死の思いで挑んでいく姿が印象的な一冊。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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