こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回は漫画『質問力』を紹介します!
[基本情報]
監修:弁護士 谷原誠
シナリオ:六原三歩
作画:夏田いか
出版社:宝島社
出版年:2017年
ページ数:255ページ
[登場人物]
立花えりさ
「太陽テレビ」アナウンサー。入社当時はスーパーえりさと呼ばれて期待されていたが、今ではインタビューもまともにできないの烙印。
有本ヒロシ
人気芸人。えりさと一緒に仕事をしたことがきっかけで彼女の指導者になる。
水野たま湖
「太陽テレビ」アナウンサーでえりさの同期。みずたまの愛称で人気アナウンサーの座を確立している。
[内容]
立花えりさが同期入社の水野たま湖が人気アナウンサーになっていて、焦っていた。もっと自分の方ができると思っているが空回り。みずたまがアシスタントを務める有本のトーク番組に急遽、えりさが出演したことがきっかけで有本から質問力に関する指導を受けるようになる。
そして徐々にえりさの仕事の質が変わり、キャリアが切り開かれていくのだった。
[感想]
いろんな場面で質問の重要さが描かれる一冊。
・質問力と言うタイトルに騙されてはいけない
正直、タイトルの『質問力』という言葉には魅力を感じていなかった。ただ、マンガでわかる!シリーズで手っ取り早く一通り目を通すことができると思って手に取ったに過ぎなかった。ところが読んでみると、当たり前のような内容でありつつ、発見、実用的な内容も多く、定期的に読み直してみて、自分のできている部分、できていない部分を見つけて改善に繋げていけそうと感じる。
・いろんな場面での紹介
仕事における人間関係を構築する上での質問だけではなく、目標設定をする上での自分自身に対する質問、相手からいろんな情報を気持ちよく引き出すための質問など、4つの章に分かれていて、どの章でも学びは多い。
ただポイントがたくさん紹介されているので一度で全てを実践してみようと思って読むとややしんどいかもしれない。
・実践したい目標設定の質問
私自身が一番印象に残ったのは3章で、紹介されている自分自身の目標を設定、達成するための質問。
実現したいことは何(What)?目標をいつ(When)までに達成するか?目標を達成するために何(What)を犠牲にしますか?目標と犠牲のどちら(Which)を選ぶか?どのようにして(How)目標を達成するか?
と自分自身に質問をぶつけて、目標を設定して、次は目標達成のために、
どのようにしたら(How)、この壁を越えられるか?どのようにしたら(How)、もっと上手くできるだろう?
と質問して、やり切る力を身につけていく。
自己成長につながる印象があり、日頃の生活にぜひ取り入れたいと感じた。
相手との質問だけではなく、自分自身への質問が紹介されていて、実践してみたいと思える内容が見つかる一冊と感じた。
読了日:2023年9月20日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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