こんにちは、Dancing Shigekoです!
マンガでわかるシリーズだったので借りてみた。
今回は漫画『マンガでわかる サミュエル・スマイルズの自助論』を紹介します!
[基本情報]
監修:金谷俊一郎
マンガ:くろにゃこ。
発行者:滝口直樹
発行所:マイナビ出版
出版年:2017年
ページ数:192ページ
[登場人物]
中川奈津子
ゼネコン勤務。このままでいいのかと思っている。
大島正樹
地元会社の二代目社長。他にできることはないのかと悩んでいる。
北城あかね
登山家を目指す。しかし現実の厳しさに諦めようかと考え始めている。
森山慎
研究職。才能がないと感じ始めている。
金谷先生
上記四人の恩師。自助論を教える。
[内容]
同窓会で再会した奈津子、正樹、あかね、慎。四人が神妙な顔をしていると恩師の金谷先生が話を聞いてくれ、自助論について紹介する。
詳細を学ぶために先生のカフェ開店準備を手伝いながら、自邪論について学んでいくのだった。
[感想]
人生の目標に向かっていく時のヒントを紹介する一冊。
・皆、似た悩みを持っている
先日読んだ漫画『チーズはどこに消えた?』に登場する三人に近い感じで同窓会で再会した四人が近況を話し合い、そして現状の不安不満などを口にしている。
夢を諦めようかとか、才能がないのかもとか、何に向かって頑張っているのか、と言ったいろんな思いに対して、自助論の考え方が役立つと言う紹介。
なんとなく世界観が似ていると思った。
・特に印象的だった能力の話
正樹のエピソードでは仕事を頑張っているのに認められないと言った悩みを抱えている内容が紹介される。そこで仕事に対してと言うか学ぶことに対する姿勢というか、五つの能力が示される。
1 勤勉な心を持つこと 2 どんな物事にも細部まで注意して取り組むこと 3 最良の方法に従い順番を間違えないこと 4 期限を厳守すること 5 敏捷に対応することと言う。
この内容が今の自分の仕事でどうだろうかと思った時に色々とできていないことに気づく。改めてこの五つを意識して仕事をしたら、さらなる成長につながるかなと感じた。
・常に努力をする
自分の人生を切り開くのは自分。待っていても始まらない。目標を持ったなら、そこに向かってひたすらに努力を惜しまずに頑張り続けることが、本作品の中では散りばめられている。
頑張るのは本人なのだから、他責にするのでも言い訳するのでもなく、先に述べた五つの観点を意識して能力を伸ばす。
そして寸暇を惜しんでやる事をやる。目標をしっかり持つ事ね。たまたま会社の自己啓発を申し込もうとしたら、キャリアビジョンを書くように求められる。こう言った質問にすぐに答えられるように常に目標を持っておくことから始めるのが大切と思った。
悶々とする日々を変えたかったら、目標を持って努力を惜しんではいけないと感じる一冊だった。
読了日:2023年10月16日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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