こんにちは、Dancing Shigekoです!
トヨタ式を学んだら少しは変化があるかな。
今回は漫画『まんがでわかる トヨタの片付け』を紹介します!
[基本情報]
原作:(株)OJTソリューションズ
まんが:亀山聡
出版社:KADOKAWA
出版年:2016年
ページ数:158ページ
[登場人物]
狭山由香
報道に移動になって喜ぶ契約社員。
岡部仁
報道でバリバリ仕事をこなす社員。狭山に5Sの意識を持たせる。
鹿沼友康
報道のデスク。
[内容]
狭山は念願の報道に異動になって張り切っていた。しかし片付けが全くできず、仕事のロスを増やしてばかりいる様子に岡部から仕事ができないとダメ出される。
岡部に加えて、上司の鹿沼からも同様の指摘を受けて整理整頓について考えるようになり、少しずつ学んでいくのだった。
[感想]
5Sの大切さが描かれる一冊。
・素直さが欲しい
最初の頃の狭山は謙虚さに乏しく、岡部からの指摘に全く耳を傾けない。片付けができていないことに対して子供扱いするなと反発。個人的にはそれまでに散々ミスをしていて、そのミスの原因が片付けができていないことだ、と言われたら反論する前にどんなことが考えられるかと振り返りそうなところ。それをしない辺りに成長のスピードを遅くしていると感じてしまう。
もっと素直さが欲しいと思うけど、こう言うものなのか?
・基本動作にして難しい
5Sと言えば基本動作。その基本動作が何気に難しい。
この一冊で興味深かったのは成長しようと言う意識があるのに、うまくいかないのは仕組みができていないからなのだと言う。なるほどって思った。やろうと思っていてもできない理由の考え方として興味深い。
もちろん前提条件はやろうと言う意識があること。それがあるならば仕組みの問題だと言うのが実に興味深い。5Sが難しいのも仕組みにも問題があるのかも。
私の場合も考えてみると片付けるのに苦戦する書類とかは片付け先へのアクセスが面倒とか、片付ける場所が決まっていないとかだと気づく。わかっているものについてはすぐに片付くのだから仕組みという部分に共感。
そして自分でそのルールを作っていかないといけないって感じた。
・ムダを排除する意識
5Sの必要性が最初に論じられている。探す(時間の)ムダ、確かに。そしてそれはパソコンの中も然り。最近身に覚えがあっただけに痛い。
探すムダ以外に取りに行く無駄、間違える無駄、スペースの無駄なども片付けの必要性が分かりやすく紹介されている。ムダがあること自体を意識して減らす努力をどれだけしていただろうかと思ってしまった。
5Sができていない時、何が障壁になっているのかを考える意識を持たせてくれる一冊だった。
読了日:2023年11月9日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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